ジェッツ、最終戦終了後にゲイズHCを解任か
2021年01月03日(日) 07:48情報筋の話によると、ニューヨーク・ジェッツが現地3日(日)に行われるシーズン最終戦をもってヘッドコーチ(HC)アダム・ゲイズと袂を分かち、NFL界全体が回避不能と予想していた新たな指揮官探しをスタートさせるという。
候補者にはカンザスシティ・チーフスの攻撃コーディネーター(OC)を務めるエリック・ビエネミー、インディアナポリス・コルツのOCマット・エバーフラス、ボルティモア・レイブンズの守備コーディネーター(DC)ドン・マーティンデール、テネシー・タイタンズのOCアーサー・スミス、ロサンゼルス・ラムズのDCブランドン・ステーリーをはじめ、カレッジのコーチ陣からはアイオワ州立大学のマット・キャンベル、ミシガンのジム・ハーボー、フロリダのダン・ミューレンらがいると考えられている。
新任探しは長く徹底したものになりそうだ。
ゲイズHCは開幕から13連敗を喫した後に2連勝を遂げた今季の戦績も含め、過去2シーズンで9勝22敗の成績を残している。ジェッツは今度のNFLドラフトで全体2位指名権を手にしており、23歳のサム・ダーノルドにこだわっていくのか、ドラフトで新たなクオーターバック(QB)を指名するのか、その決断はコーチ陣の考えに合ったものになるだろう。
もしジェッツが先週の試合に負けていれば、即座に新任探しを開始すべく、ゲイズHCは試合後にも解雇されていたかもしれない。ただ、ロサンゼルス・ラムズを23対20で打ち破った翌週もクリーブランド・ブラウンズを相手に23対16で勝利し、2連続アップセットを達成した結果、ドラフトの全体1位指名権はジャクソンビル・ジャガーズが手にすることになった。
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