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ジャガーズHCのマローンは交代か、アーバン・マイヤーの名前が候補に

2021年01月03日(日) 20:46

ジャクソンビル・ジャガーズのダグ・マローンHC【AP Photo/Gail Burton】

ジャクソンビル・ジャガーズはヘッドコーチ(HC)ダグ・マローンの将来について最終決定を下していないが、インディアナポリス・コルツとの日曜日の最終戦が終われば交代が発表されるのではないかと考えられている。後任としてうわさされる中には1人のビッグネームも含まれている。

チームは以前フロリダ大学やオハイオ州立大学でHCを務めていたアーバン・マイヤーに興味を示しており、彼はスタッフを集め、フットボールコミュニティーの親しい人々にジャクソンビル行きをほのめかしたと一部で報じられている。

シーズンが終わるまで、ジャガーズが確定的な決断をすることはないだろうが、彼らがマローンの後任を見つけられると確信するなら、それは大いに予想されるシナリオだ。

56歳のマローンは2017年にジャガーズをAFCチャンピオンシップゲームへと導いている。チームは彼について、若いロースターで最善を尽くしている良いコーチだと考えており、昨年11月29日(日)にジェネラルマネジャー(GM)のデビッド・コールドウェルを解任した後も、マローンにシーズンを全うさせることを決めた。しかし、ジャガーズは今や14連敗しており、マローンの記録も5シーズンで23勝42敗に低下、4月のドラフトでは全体1位指名権を手に入れることになった。

確実ではないが、ありそうだと考えられているシナリオは、最終戦後にマローンがどこかの時点で解雇され、マイヤー獲得を目指すというものだ。

マイヤーが最終的に決まらず、あるいは引退続行を決めた場合、ジャガーズはボールのオフェンス側を重視することになると考えられる。間もなくNCAAナショナル・チャンピオンシップ・ゲームでアラバマと対戦するオハイオ州立大学の現HC、ライアン・デイも彼らの興味の対象になるはずだ。

マイヤーは最近ではテキサス大学など、一流チームからのオファーを検討したことがある。この2年ほどはNFLのHCの仕事に興味を持っているとされている。

しかし、彼はコーチ業への完全なコミットを誓っているわけではない。現在は『Fox Sports(フォックス・スポーツ)』でカレッジフットボールのアナリストを務めており、新たな仕事を引き受けてしまえば、家族、そして孫たちから引き離されてしまうことになる。

現在開かれている最も魅力的な門戸の1つがジャガーズであり、全体1位指名権があれば、クレムゾン大学のトレバー・ローレンスを獲得することも、複数の1巡目指名権を手に入れることも、忍耐強いオーナーや、有望な若手と余裕あるキャップスペースを確保することも可能だ。

マイヤーは以前、脳の先天性クモ膜嚢胞(のうほう)を含む複数の健康問題により、コーチ業を引退していた。病気のために強い頭痛が生じることがあり、2018年10月には試合中に膝をついて倒れ込むような場面も見られた。彼はこのシーズン後に引退している。フロリダ時代の2009年にはストレス性の健康問題が生じ、胸の痛みのために入院して、退任した。

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