コルツ残留か引退か、QBフィリップ・リバースの決断やいかに
2021年01月04日(月) 03:17インディアナポリス・コルツのクオーターバック(QB)フィリップ・リバースは今週、チームがポストシーズンを逃した場合、現地3日(日)に行われる今季最終戦がキャリアラストゲームになる可能性を認めた。
コルツがわずか1年で切り替えることにした場合、自らの今後について深くは語らなかったリバース。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地3日(日)、『GameDay Morning(ゲームデー・モーニング)』の中で、コルツに戻らなければリバースはキャリアに終止符を打つと見られていると伝えた。
「フィリップ・リバースは大きな決断の時を迎えるだろうが、非常にシンプルなものになるはずだ。もう1年、コルツに戻るか、リタイアするか。39歳の彼にとってはそれだけ、他のチームに行くことはないだろう」と述べたラポポートは「それには今日だけでなく、プレーオフに行けるかどうかの結果にも依存してくる。彼に近しい人たちと話した。今のところ未定のようだが、引退はかなり現実的だ」と付け加えている。
チャージャーズで16年を過ごした後、リバースは今オフシーズンに1年契約をまとめてコルツに加入した。家族とともにインディアナポリスに引っ越したリバースが再び別の都市に移動することに興味を示していないことも分かっている。
来季のコルツで契約下にあるクオーターバックはジェイコブ・イーソンだけであることから、コルツがリバースから切り替えるのかどうかに注目が集まる。
切り替えることになれば、ヘッドコーチ(HC)フランク・ライクのもとでプレーしたことのあるQBカーソン・ウェンツにすべての視線が注がれることになるかもしれない。
大金を要するウェンツは伝えられるところによれば、新人QBジェイレン・ハーツを支持するフィラデルフィア・イーグルスからベンチに下げられたことでチームに腹を立てていると言われている。イーグルスはこの状況を改善可能と考えているようだが、来るオフシーズンに関係がさらに悪化し、ウェンツをトレードすることで大規模なサラリーキャップを取ることにした場合、ライクHCが指揮した時代に活躍していたことを考えれば、コルツが着地点になる可能性はある。
ラポポートは「つまり(コルツが)代わりを必要とした場合、私が理解するところではイーグルスのBQカーソン・ウェンツが実際にトレードに出されるようならインディにとっては他の複数の選択肢よりも彼が良いだろう。今後のプロセスに彼が関わってくるかもしれない」とも語った。
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