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トレーニングのやりすぎを改めるとパンサーズRBマカフリー

2021年01月06日(水) 11:35

カロライナ・パンサーズのクリスチャン・マカフリー【AP Photo/Jeff Roberson】

カロライナ・パンサーズのヘッドコーチ(HC)マット・ルールはオフシーズンの仕事で始まるNFLでの2シーズン目に“アタックするのが待ちきれない”という。ただし、スターランニングバック(RB)が自分のトレーニングで怒りを解放するのは抑えた方がいいかもしれない。

3試合の出場にとどまったシーズンを終えた後の現地4日(月)に、RBクリスチャン・マカフリー本人も同じことを認めている。序盤に足首を負傷したことでIR(故障者リザーブ)リスト入りしたマカフリーは、第9週に戻ってきたものの、カンザスシティ・チーフスとの試合で肩を負傷してしまう。そして、再度の復帰を果たす直前、大腿四頭筋を負傷し、最終的にはシーズン末までプレーできなかった。

今季にけがが続いたのを受け、マカフリーはシーズンに向けた準備をどう行うかについて再考を迫られた。実際、オフシーズンの過酷なトレーニングを含め、チームのためにほぼすべてをやることに慣れているRBの方が少ないだろう。

「シーズンに挑むマシンを作り上げるためのパーフェクトな方法をはっきりと見つけ出すことが、毎年ちょっとした挑戦なんだ」とマカフリーはチームの公式サイトに語った。

「それが今から始まるこのオフシーズンの自分の目標。可能な限りベストなあり方で準備する。休むことがそれだっていう場合もあるし、トレーニングしないことがそれにあたる場合もある」

「ときどき、自分が自分の最大の敵になってしまう。それが俺の学んだことの一つ。とにかく健康であること。やりすぎは良くないときがある」

オーバートレーニングは非常に起こり得ることだが、一部のプロのアスリートにとって、NFLのキャリア序盤でそれを理解するのは難しいかもしれない。自分を鍛え、いじめぬくことで彼らはそこにたどり着いた。なぜそれを変える必要が?

答えは選手寿命。NFLの17週のスケジュールは、ときに最終的な成果ではなく、出場可能な状態によって最良の選手が選ばれることのあるマラソン競技だ。他の者よりも自分の体をよく把握しているものが、このマラソンに向けて最適なトレーニングやセルフケアプログラムを組むことができる。

ダブル1,000ヤード超え(1,000ラッシングヤード以上と1,000レシービングヤード)を達成し、パンサーズのためにすべてをやってから1年、マカフリーには出場できない試合が多かった。2019年から2020年にむけてスピードアップを図った後、少しガスを抜くのは2021年を迎えるにあたって良いことかもしれない。どうやら、彼は素晴らしいタイミングでその気づきを得たようだ。

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