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親指負傷のラムズQBゴフはクエッショナブルながらも調子は良好

2021年01月08日(金) 09:47

ロサンゼルス・ラムズのジャレッド・ゴフ【AP Photo/Elaine Thompson】

練習を1週間制限したことで、ロサンゼルス・ラムズのクオーターバック(QB)ジャレッド・ゴフについては明るい見通しが立ってきたようだ。

ゴフは現地9日(土)に実施されるシアトル・シーホークスとのワイルドカード戦に向けて公式にクエッショナブルとされている。右親指に骨折と脱臼を負ったゴフは12月28日に手術を受けていた。

ラムズはラインバッカー(LB)マイカ・カイザー(膝)もクエッショナブルとしている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のオマール・ルイスによれば、ラムズのヘッドコーチを務めるショーン・マクベイは練習後、ゴフはHCが要請したすべてをこなしたと話している。マクベイHCはゴフが制限を受けていたのはバックアップQBのジョン・ウォルフォードにもっと準備作業が必要だったからだという内部事情を示唆したという。

マクベイHCは「制限という言葉が何を意味するのかさえ私には分からないね」と語ったとルイスは伝えた。

ゴフの健康状態に問題がなければ、シーズン第16週に今回の対戦相手と同じシーホークスに敗れた試合の第3クオーターで親指を負傷して以来、初めての出場ということになる。第16週にゴフはパス43回中24回成功、234ヤードを記録していた。また、インターセプトを1回喫し、シーホークスに対してタッチダウンパスを決められないのは今季2度目のことだった。

ゴフは第17週にラムズがアリゾナ・カーディナルスを下してプレーオフ進出を決めた試合には出場しておらず、レギュラーシーズンを3,952ヤード、タッチダウン20回、インターセプト13回という成績で締めくくった。

ゴフがプレーできない場合、シーズン最終戦と同様にウォルフォードが先発を務めることになるだろう。ウォルフォードはNFLデビュー戦でフィールドに立つやインターセプトされてしまったが、落ち着きを取り戻して堅実なプレーを見せ、231パスヤード(38回中22回成功)、キャリー6回で56ランヤードをマークした。

これまでの基準を下回る5年目シーズンとなったものの、ゴフの復帰は水曜日にワイドレシーバー(WR)クーパー・カップがリザーブ/COVID-19(新型コロナウイルス感染症)リストから外れたのと相まって、チームに大きな力を与えるだろう。MCL(内側側副靭帯/ないそくそくふくじんたい)とPCL(後十字靭帯/こうじゅうじじんたい)を負傷したレフトタックル(LT)アンドリュー・ウィットワースも復帰を予定している。

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