プレーオフを戦い抜くピースはそろっているとラムズDEドナルド
2021年01月08日(金) 11:242年前、ロサンゼルス・ラムズはポストシーズンの最終決戦まで駒を進めた。ディフェンシブタックル(DE)アーロン・ドナルドは自分のチームがその成功を今年も再現できると信じている。
今季のチームについてどう感じているか問われたドナルドは「自信」と答えた。
「俺たちにはパズルのすべてのピースがそろっていると思う。俺たちのディフェンスは相手を打ち負かしているし、オフェンスは試合を操れるだけのことをし、自分たちが勝利に有利なことを巻き起こしている。そういう状況なら、間違いなく自信が持てるってものさ。自分たちが行きたい場所に行けるだけの位置にいると感じているし、ただ1週ごとに出て行って、圧倒していくだけだ」
ラムズがプレーオフで最初に当たるのは、今季3度目の対戦となるディビジョンライバルのシアトル・シーホークスだ。
ラムズにはNFLでも最高の守備陣がある。トータル被ヤードとトータル被得点、被パスヤードで1位につけているラムズ守備陣は、相手に許したビッグプレーの数やプレー平均のヤード数も最少で、サック数は2位、被ラッシングヤードは3位となっている。
クオーターバック(QB)ジャレッド・ゴフの手の負傷や波のあるランゲームを考えれば、オフェンス陣には疑問が残る。しかしながら、ディフェンス陣にはどんな試合でもラムズを守るだけの才能がある。
ラムズによれば、今年のプレーオフの幕開けは2年前のように感じられるか聞かれた際、ドナルドは次のように答えたという。
「ああ、だけど、違うチームだ。だから、今も自信はあるけれど、違うタイプの自信だね。今のディフェンスは前より少し堅牢で、もう少し安定している。2018年のディフェンスから何も差し引かず、そのまま一貫性が出てきた。このリーグではそれが大事だ。一貫していなきゃならない。それを毎週やる必要があって、俺たちはそうしてきたと思う。だから、そういうグループがいて、そういうことをやり遂げてプレーオフに来たという事実が、自信をすごく高めてくれるんだ」
2018年シーズン当時とは違い、今回のラムズはファーストラウンドバイを獲得していない。スーパーボウルの舞台に戻るには、3つのポストシーズンでの勝利が必要になる。
レギュラーシーズン中の2度の対戦で、ラムズ守備陣はシーホークスを圧倒していた。QBラッセル・ウィルソンはいずれの試合でも250パスヤード以下に抑えられている。第16週の敗戦――この試合でゴフが負傷――では、ラムズはシーホークスを20ポイント、292ヤード、ファーストダウン15回にとどめた。しかしながら、オフェンスは3度のフィールドゴールのみしか達成できず、QBは大事な場面でインターセプトを喫している。土曜日の決戦は最後までタイトな戦いになるだろう。
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