ワシントン・フットボール・チームがタンパベイ・バッカニアーズとのプレーオフゲームに挑む現地9日（土）、元クオーターバック（QB）が新天地を求めて旅に出る。

情報筋によると、QBドウェイン・ハスキンズは月曜朝から本格的に始動するフリーエージェントの訪問に向けて日曜夜に出発するという。最初の訪問地はカロライナ・パンサーズとのこと。

昨年12月28日にワシントンから放出されたハスキンズにとっては初の旅路だ。ウェイバーを通過したハスキンズの残る報酬430万ドル（約4億4,700万円）はワシントンがカバーすることになっており、新チームはハスキンズに最少額を支払うだけで良さそうだ。

2021年シーズンに向けてパンサーズのクオーターバック事情は不確かなままだ。QBテディ・ブリッジウォーターは前回先発した試合で途中交代させられており、ヘッドコーチ（HC）マット・ルールは「テディは素晴らしいオフシーズンを過ごさなければならない」とのコメントを残している。

ハスキンズがその解決策の一部となり得るのか？　2019年NFLドラフトで全体15位指名を受けたハスキンズに感心を示すチームは他にもある。今回の訪問はパンサーズにとって単なる事実調査かもしれない。

とはいえ、両者にとってうまくいけば契約につながる可能性はある。ルールHCはハスキンズを高校時代から知っており、ハスキンズのオハイオ州立大学時代のヘッドコーチであるライアン・デイは2006年にテンプル大学でルールHCとともに働いていた。

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