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スティーラーズQBロスリスバーガー、今後については後日検討と主張

2021年01月12日(火) 04:33

ピッツバーグ・スティーラーズのベン・ロスリスバーガー【AP Photo/Keith Srakocic】

ピッツバーグ・スティーラーズとクオーターバック(QB)ベン・ロスリスバーガーにとって、歴史的な成功を収めたスタートはプレーオフ初戦で急停止した。

大きな期待を満たせずにシーズンを終えることになった今、避けられない疑問はこの先についてだ。

現地10日(日)にクリーブランド・ブラウンズに48対37で敗れた試合で、4回のインターセプトを食らったロスリスバーガーは自らの今後について追って議論するつもりだと明かしている。

『ESPN』に「スティーラーズが俺をもう一度必要としてくれることを願っている。もしそういう流れになるのであればね。話し合いはあるだろうけど、今じゃない」とコメントしたロスリスバーガー。

38歳のロスリスバーガーとスティーラーズの契約はあと1シーズン残っており、ロスリスバーガーは今後について家族と話し合って決断するとも話している。

17年目のベテランQBがブラウンズ戦で喫した4回のインターセプトのうち、2回は最初の15分間に記録したもの。スティーラーズ攻撃陣はエンドゾーンが遠くスコアボードに0を残したまま、第1クオーターを終えてブラウンズに28点をリードされていた。

ロスリスバーガーの47回のパス成功、501ヤード、4タッチダウンという戦績はNFLレコード樹立となったが、それでも前半の出遅れを穴埋めすることはできなかった。不安定なプレーはロスリスバーガーが今もNFLレベルでプレーできるのかどうか疑問も呼んでいる。

ロスリスバーガーは「自分もそう思うよ」と『The Ringer(ザ・リンガー)』のダニー・ハイフェッツに明かした。

2020年シーズンのスティーラーズは11勝0敗を記録し、チーム史上最高の成績でシーズンを突き進んでいたにもかかわらず、後半に失速し、ラスト6試合は5試合を落としている。プレーオフには進んだものの、レギュラーシーズン最終戦で敗れたブラウンズとの再戦となったワイルドカードではリベンジを果たせず、オフシーズンに突入することとなった。

ロスリスバーガーは報道陣に対し、「終わり方は嫌いだ」としながらも、シーズンの締めくくり方に言及したことを明確化している。もちろん、今後、スティーラーズはビッグベンことロスリスバーガーのキャリアがこの日曜日に終わったのか、あるいは2021年に戻ってくるのか、明確化されるのを待つことになる。

【C】