ダン・クインがカウボーイズDCとしての契約に原則で合意
2021年01月12日(火) 10:03ダラス・カウボーイズがダン・クインを守備コーディネーター(DC)として迎える契約に原則として合意した。『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロとイアン・ラポポートが現地11日(月)に伝えている。クインが結ぶのは3年契約だとラポポートが報じた。
クインは2020年にアトランタ・ファルコンズのヘッドコーチ(HC)を解任された。元カウボーイズDCのマイク・ノーランが先日、ファルコンズのDCに就任している。
この報道に先立ち、ラポポートはクインがダラスへと向かい、カウボーイズ首脳陣と面談すること、ならびに、この面談はクインがマイク・マッカーシーHCのスタッフに加わるためのものだと報じている。この対面でのミーティング前に、カウボーイズは『Zoom(ズーム)』でクインと数時間にわたる話し合いを行っていた。
以前、いったんオーナーのジェリー・ジョーンズがターゲットに突撃を開始すれば、そのターゲットはジョーンズオーナーのものだと言われていたが、それが今回も証明されている。
50歳のクインは2020年シーズンの開幕から5戦で0勝5敗となった段階でファルコンズから放出された。アトランタで過ごした5年と少しの間、クインは43勝42敗を記録し、2016年シーズンにはスーパーボウルの舞台にも登場している。
ファルコンズのHCを務める前、クインはシアトル・シーホークスでガス・ブラッドリーの後任としてDCの役割を担っていた。クインがシーホークスでDCを務めていた2年間の双方で、シーホークス守備陣は被得点と被ヤードにおいてリーグナンバー1の成績を残している。
しかしながら、アトランタではその流れが続いていない。過去2シーズンにおいて、ファルコンズはラヒーム・モリスが暫定HCとなったときの方がディフェンスに改善が見られた。
ノーランの解雇に至った恐ろしいシーズンを終え、カウボーイズは新たな方向に導くことを望む人物について、素早い決断に動いている。
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