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Tベルディーアがパッカーズと契約、2チームからポストシーズン出場か

2021年01月12日(火) 11:42

ジャレッド・ベルディーア【AP Photo/Tony Avelar】

ジャレッド・ベルディーアが新たなニックネームを得たかもしれない。それは“The Mercenary(マーサナリィ/雇われ兵)”だ。

ベテランタックル(T)のベルディーアが現地11日(月)にグリーンベイ・パッカーズと契約を交わしたと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話を元に伝えた。

2019年に引退していたベルディーアは2020年の大部分を所属チームなしで過ごし、これが第2の引退になると見られていたものの、12月終盤になってインディアナポリス・コルツと練習生として契約を結んでいる。コルツはすぐにベルディーアを昇格させ、去る土曜日にバッファロー・ビルズとのワイルドカード戦に出場させていた。この試合はコルツの敗北に終わったため、ベルディーアの2020年シーズンはプレーオフの1試合で終わるところだった。

月曜日のニュースによって、その現実が変わるかもしれない。2019年に2試合に出場したパッカーズに戻り、53名ロースターの一員として契約したことによって、ベルデイーアには稀な経験をする可能性が浮上している。同一ポストシーズンに2つのチームでプレーオフゲームに出場するチャンスだ。

9日前にデービッド・バクティアリが故障者リザーブになったため、ベルディーアがグリーン&ゴールドをまとってフィールドに降り立つ可能性は十分にある。ベルディーアはコルツにとってより良い選択肢とまではいかなくとも、役割を果たすに適切な人材ではあり、『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』によればこの試合でベルディーアのパスブロッキンググレードは70を超えていた。ベルディーアにはパッカーズの素晴らしいオフェンシブラインに合うだけの準備は整っており、実際に試合に加わるならば面白いポストシーズンの展開にさらなるスパイスを加えることになるだろう。

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