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ブレイディとのプレーオフ対決は“必然的”だったとセインツQBブリーズ

2021年01月12日(火) 13:01


ニューオーリンズ・セインツのドリュー・ブリーズ【AP Photo/Brett Duke】

2020年の春――ほんの数週間前にも感じられるが――にタンパベイ・バッカニアーズはクオーターバック(QB)トム・ブレイディと契約した。そのときに、ベテランQBはディビジョナルライバルの一員であるQBドリュー・ブリーズとNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区の覇権を懸けて争うだろうと言われていた。

バッカニアーズとニューオーリンズ・セインツの双方がスーパーワイルドカードの週末に勝ち残ったため、40代のQBである2人が今季3度目の対決に挑むことになった。今回はカンファレンスチャンピオンシップ戦出場を懸けた争いになる。

「彼がバッカニアーズと契約してこのディビジョンに来た瞬間から、彼らが競争相手になり、僕らのようにプレーオフへの野心を抱くことは分かっていた。だから、これは避けがたいことだったんだと思う」とブリーズは『NFL Network(NFLネットワーク)』に話した。

レギュラーシーズンの2試合ではセインツが43歳のブレイディ率いるバッカニアーズを下しており、今週に42歳になるブリーズはそれを3連勝に伸ばそうとしている。サンデーナイトの試合はブリーズとブレイディが初めてポストシーズンで相まみえる試合となる。

2020年にバッカニアーズとセインツが最初に当たったのはシーズン第1週のことだった。セインツはブレイディへのピック6のおかげで大きなリードを築き、11点差での勝利をつかんでいる。第9週に2度目の対戦を迎えた際、セインツは序盤から優勢となり、TB12を3度インターセプトした。ブリーズは4度のタッチダウンパスを投げ、プライムタイムにタンパで行われた試合を38対3で制している。

ブレイディがようやく自分の武器に馴染み始めている中、バッカニアーズは5連勝を記録したものの、相手は負け越しているチームのみだ。一方、シーズンの大部分でオフェンスの先発メンバーがそろわなかったセインツも、ワイドレシーバー(WR)マイケル・トーマスとランニングバック(RB)アルビン・カマーラの双方が戦線に復帰している。

必然的であったかどうかはともあれ、ついに殿堂入り必至のQBたちによる忘れ得ぬプレーオフでの対決が始まろうとしている。

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