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バッカニアーズWRエバンス、日曜日のセインツ戦では「100%に近づきたい」

2021年01月14日(木) 23:47

タンパベイ・バッカニアーズのマイク・エバンス【AP Photo/Kevin Sabitus】

現地17日(日)、タンパベイ・バッカニアーズがニューオーリンズ・セインツとディビジョナルラウンドで激突する瞬間、マイク・エバンスは自分が100%でいられることを願っている。スターワイドレシーバー(WR)は第17週に膝を過伸展させてしまい、病院での診察を必要とした。

「神は味方だ」と13日(水)、エバンスは『ESPN』のジェンナ・レインに語った。「俺はハッピーだ。過伸展でうまいこと弾丸をかわした。トレーニングスタッフは最高の仕事をしてくれた。たっぷり休んだよ。祈りも多くささげた。それが俺にはうまくいったんだ。だいぶフレッシュな気分だ。できれば100%に近い状態で試合に臨みたい」

先週のワシントン・フットボール・チームへの勝利で、エバンスは6回のレシーブで119ヤード生み出しており、これはスーパーワイルドカードの週末でレシーバーとして3番目に多い数字だった。

シーズン最終戦で膝を痛めてからまだ万全の状態ではなかったにもかかわらず、見事な活躍だった。

「痛みはあった」とエバンスは述べた。「ワイドオープンでタッチダウンしたからな。やや足が滑るのを感じたけど、ボールだけに集中した。少しピリッとした感じがあったけど、とにかくボールをキャッチすることだけを考えていた。タフだったよ。プレーはうまくいかなかった。だから、ボールをキャッチできなかったことに腹が立って、急いで立ち去ろうとしたら、はっきり痛みを感じた。かなり悪いコンディションだった」

膝のけがはエバンスがプロデビュー以来の7シーズン全てで1,000レシーブヤードを達成したNFL史上初の選手になった1プレー後に起きた。

バッカニアーズにとって先週のワシントンへの勝利は、2007年以来初めてのプレーオフ戦で、2002年に彼らがロンバルディ・トロフィーを掲げてから初めての勝利だった。

「そいつは大きい。俺は今までプレーオフに出たことがなかった。あれが俺の初めてのプレーオフゲームだったんだ。エキサイティングだったよ」とエバンスは述べた。「フィールドに立ち、チームが勝つために役立とうとプレーするのはすごく大きな意味を持っていた。目標は、次の週もプレーできるように毎週十分な仕事をすることだ。今週もその通りにやる」

エバンスが天敵マーション・ラティモアを相手に好成績を残そうと思うなら、全力で戦える状態でなければいけない。

セインツのトップコーナーバック(CB)はエバンスのカバーに入った時に、20回のターゲットで9回しかレシーブを許していない(対戦は通算7回ある)。2020年レギュラーシーズン中の2度の対戦で、ラティモアを相手にエバンスは4回のターゲットでレシーブ成功が0回となっているが、他のセインツ守備陣に対しては6回のターゲットでレシーブ5回、66ヤード、タッチダウン1回を記録している。

セインツとのキャリア通算13回の対戦で、エバンスは1試合平均のレシーブヤードがわずか51.4ヤード、タッチダウンは4回となっており、100ヤードを超えた試合は1回しかない。他のクラブに対しては、1試合平均81.7レシーブヤードだ。

こうした傾向を覆すためにも、エバンスはできる限り100%に近い状態でなければいけない。

【M】