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ジャガーズがアーバン・マイヤーのHC起用に向けて最終調整
2021年01月15日(金) 04:46フットボール界復帰に近づくアーバン・マイヤーの近況に新たな展開だ。
ジャクソンビル・ジャガーズが3度のナショナルチャンピオンシップ制覇を成し遂げたヘッドコーチとして知られるマイヤーを時期ヘッドコーチに据えるべく契約の最終調整に入ったという。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが報じた。
今回の契約が着地すれば、マイヤーは再び引退生活を切り上げ、ヘッドセットをつけて放送席に座る生活に別れを告げることになる。
オハイオ州立大学、フロリダ大学、ユタ大学、ボーリンググリーン州立大学のヘッドコーチ(HC)を務めてきた56歳のマイヤーは戦績187勝32敗、2006年と2008年にフロリダ・ゲイターズを、2014年にはオハイオステート・バックアイズをカレッジフットボールの頂点に導くなど、最近では最も成功を収めたカレッジチームのHCの1人と言われている。
マイヤーのNFL挑戦は初だが、ジャガーズがマイヤーに関心を持ったのはこれが初めてではない。先ごろ解任されたダグ・マローンの後任候補として、すでに2020年シーズンを締めくくる前にマイヤーに関心を寄せていた。
マイヤーは過去、脳の先天性クモ膜嚢胞(のうほう)を含む複数の健康問題により、コーチ業から身を引いた。病気のために強い頭痛が生じることがあり、2018年10月には試合中に膝をついて倒れ込むような場面も見られ、このシーズン後に引退している。フロリダ時代にも同じような健康上の問題が生じ、2010年シーズンをもって退任した。
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