ライオンズが新GMとしてブラッド・ホルムズと5年契約
2021年01月15日(金) 05:11デトロイト・ライオンズが新しいジェネラルマネジャー(GM)を確保した。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが情報筋の話として、ライオンズがロサンゼルス・ラムズのカレッジスカウティングディレクターのブラッド・ホルムズと5年契約に合意したと報じている。
今年までGM候補としてはほとんど知られていなかったホルムズだが、ここ数年で評判の高い選手を数名失いはしているものの、ラムズのデプスチャートに多くの才能を加え続けるために尽力したと言われている。
およそ5年を共にしたボブ・クインをGM職から解任したライオンズは範囲を広げて新たなGM探しに汗を流し、元アトランタ・ファルコンズGMのトーマス・ディミトロフ、元カンザスシティ・チーフスGMのスコット・ピオリ、『ESPN』のアナリストであるルイス・リディックら複数名との面談を重ねてきた。
ラポポートによれば、ライオンズとの2度目の面談で、ラムズのスカウト歴の長いホルムズに好印象を得たライオンズがすぐさま時期ジェネラルマネジャーの獲得に動いたという。
ホルムズはNFLキャリアを通してラムズに属しており、そのスタートは2003年、広報部のインターンとしての活動だったが、2004年にはスカウト部門に移動している。2013年にはラムズのカレッジスカウトのディレクターに任命された。
ホルムズは現在41歳、NFLでは最年少GMの1人となる。
才能の発掘という点で、ドラフトを通して多くの先発選手になる逸材を追加するなど、ホルムズはラムズで大きな役割を果たしてきた。複数の離脱がありながらも、複数のポジションをルーキーが支えるなど、ラムズは2020年もディープクラブであり続けている。
ライオンズの新GMとして、ホルムズはまず空席となっているヘッドコーチ探しに加わる。
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