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チーフスQBマホームズが若干ながらも練習に参加へ

2021年01月21日(木) 03:57


カンザスシティ・チーフスのパトリック・マホームズ【AP Photo/Jeff Roberson】

現地24日(日)に控えたAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップを前に、パトリック・マホームズが週半ばの練習に姿を見せ、順調に回復している様子をうかがわせた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話として伝えたところによると、カンザスシティ・チーフスのクオーターバック(QB)マホームズは20日、引き続き脳しんとうプロトコル中でありながらも、プランの一環として非常に軽めの練習に臨むという。チームの練習レポートには限定的な参加もしくは練習不参加と記録される可能性があるが、ラポポートは今週を通してマホームズの作業が増えていくだろうと付け加えている。

ラポポートによれば、マホームズに症状はなく、耐性検査も受けるとのこと。

マホームズはクリーブランド・ブラウンズと対戦したディビジョナルラウンドの試合中、相手ラインバッカー(LB)マック・ウィルソンからタックルを受けて不自然に体勢を崩した。直後は助けがなければ立ち上がれないほど足元がふらついており、さらなる診察を受けるためにロッカールームに下がった後、脳しんとうの診断を受け、試合から除外された。

スーパーボウル出場権のかかるカンファレンスチャンピオンシップではビルズと対戦することになったが、脳しんとうプロトコルに入ったマホームズが試合に出られるかどうかが大きな疑問として浮上している。とはいえ、水曜日の練習に姿を見せるとなれば、限定メニューにとどまるにせよ、日曜日の試合出場の可能性を高める上では励みになる兆候だ。ラポポートはさらに、練習の大半がメンタル面やウオークスルーに関連したものであり、ポストシーズンのこの段階では限定的な練習であっても大きな違いはないとツイートしている。

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