ダン・キャンベルがライオンズ新HCに就任
2021年01月21日(木) 06:38ニューオーリンズ・セインツのシーズンが終わるに伴い、デトロイトでは新たな始まりが発動した。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話として、セインツのアシスタントヘッドコーチ兼タイトエンドコーチのダン・キャンベルが現地20日(水)、デトロイト・ライオンズの新ヘッドコーチ(HC)として6年契約に合意したと報じている。後にチームがこれを正式に発表した。
ライオンズオーナーのシェイラ・フォード・ハンプは声明の中で「ダン・キャンベルをデトロイト・ライオンズの新ヘッドコーチとして紹介する今日はわれわれの組織にとって素晴らしい1日だ」とコメント。
「ナショナル・フットボール・リーグでコーチと選手の両方で20年以上の経験を持つダンはプロフェッショナルフットボールの厳しさと成功するために必要なものが何たるかを知っている。彼はわれわれが組織全体で確立したいと願う文化の促進を支えてくれると同時に、高いエネルギー、試合に対する敬意、誰もが同調できるアイデンティティをもたらしてくれるだろう」
ライオンズHCにはキャンベルが候補として挙がっていたものの、セインツのプレーオフの戦いが続いていたため、リーグのルールに従い、シーズンが終わるまでライオンズは対面での面談が実施できずにいた。それでも、ライオンズはキャンベルに照準を合わせ、セインツのシーズン終了とともに、ライオンズの新時代が幕を開けることとなった。
ライオンズは2016年以降、プレーオフには進めていないが、ポストシーズンの経験を持つ新ヘッドコーチのキャンベルと新ジェネラルマネジャーのブラッド・ホルムズに飛びついた。
ライオンズはキャンベルのHC起用に先だって、ロサンゼルス・ラムズのカレッジスカウティングディレクターだったホルムズをGMに迎えている。
【C】