アントニオ・ブラウンはスーパーボウル出場を目指すタンパベイ・バッカニアーズの後押しができなくなった。

バッカニアーズのヘッドコーチ（HC）を務めるブルース・エリアンスが現地22日（金）、膝のケガのためにワイドレシーバー（WR）ブラウンがNFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）チャンピオンシップを欠場すると明かしたのだ。

ブラウンはニューオーリンズ・セインツと対戦した先週末のディビジョナルラウンドで27回のスナップに参加しているが、うち24回は前半のプレーであり、後半の2クオーターは膝を痛めた影響を大きく受けていた。今週に行われたMRI検査の結果、ブラウンの膝に深刻な構造上の損傷は確認されず、日曜日のチャンピオンシップに出場できる可能性も見込まれていたが、日毎の経過観察を経て金曜日に欠場の判断に至った。

ブラウン不在とはいえ、クオーターバック（QB）トム・ブレイディにはまだマイク・エバンスやクリス・ゴッドウィン、スコット・ミラー、タイラー・ジョンソンらがいる上、タイトエンド（TE）のロブ・グロンコウスキーとキャメロン・ブレイトも同様にターゲットにできる。ブラウンがレシーバー陣に顔をそろえれば強さが増すとはいえ、それでも、バッカニアーズ攻撃陣がブラウン不在だけで衰えるとは考えにくい。

バッカニアーズは24日【日本時間25日（月）】にスーパーボウル出場をかけ、ランボー・フィールドでグリーンベイ・パッカーズと対戦する。

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