チーフスQBマホームズがプロトコル終了、試合出場に意欲
2021年01月23日(土) 06:09パトリック・マホームズの準備が整った。
カンザスシティ・チーフスのクオーターバック(QB)マホームズはバッファロー・ビルズとのAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップを前に、脳しんとうプロトコルが終了したと明かした。
『The Athletic(ジ・アスレチック)』に対し、マホームズは「試合に出られるはずだし、自分らしくいけると思う」と話している。
マホームズによると、脳しんとうプロトコルを進めていく中で、今週に3人の医師の診察を受けたという。
マホームズが脳しんとうと診断されたのはディビジョナルラウンドのクリーブランド・ブラウンズ戦の第3クオーターに地面に頭部をぶつけた影響だ。マホームズは立ち上がる際に足元がふらついており、ロッカールームには自力で向かったものの、脳しんとうの診断を受けて第4クオーター中にプロトコルに入っていた。
マホームズに代わって出場したバックアップQBのチャド・ヘニーがチームの勝利を支え、今週末の次なるラウンドに進めることになった。
つま先のケガの治療も続けるマホームズは脳しんとうプロトコル中だった水曜日と木曜日の練習は限定的な参加だったが、ヘッドコーチ(HC)アンディ・リードはマホームズが「大半の」スナップを受けたと明かしており、マホームズは脳しんとうプロトコルを脱しただけでなく、ブラウンズ戦の序盤で痛めたつま先の状態も改善しているとコメントしている。
「かなり良くなっている。翌日はかなり痛かったけど、そこから毎日どんどん良くなっていった。見た目ほどヤバかったわけじゃないし、痛みがあったのは当日と次の日だけだよ」
舞台は整った。パトリック・マホームズと第1シードのチーフスは、2年連続のスーパーボウル出場を――そして2連覇を――目指して、ジョシュ・アレンと第2シードのバッファロー・ビルズと対戦する。
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