パッカーズでの未来がどうなるかは分からないとQBロジャース
2021年01月25日(月) 11:41グリーンベイ・パッカーズはいずれクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースの後継者となるQBを4月に指名していた。2021年に、バトンは渡されるのだろうか?
現地24日(日)にタンパベイ・バッカニアーズとのNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)タイトル戦を31対26で落とした後、ロジャースは自らの未来について“はっきりしていない”と話した。
「この先がはっきりしていないやつはたくさんいて、俺もその一人。それが一番悲しいことだ。ここまで来たのにな。もちろん、ここを通過するかは関係なく、どこかの時点で終わりは来る。ただ不確実性や、最終的にそういう状態になっていることがきつい」とロジャースは言う。
ロジャースは2020年のMVP候補であり、今季のリーグ最多であるタッチダウン48回をマークしている。パッカーズのヘッドコーチであるマット・ラフルアーは、自身はロジャースが戻ってくると予測していると述べた。
「本当に心の底からそう願っている。彼はこのリーグのMVPだ。彼はこのフットボールチームの中心。だから、本当にそう願っている。彼はここに戻ってきた方がいい。彼はわれわれのリーダーだ」とラフルアーHCは話している。
敗戦後のロジャースのコメントは、何も保証されていないことをこの37歳のQBが承知し、グリーンベイでの終わりが視界に入っていることを示している。現在の契約では、少なくともあと1年はグリーンベイにとどまることが示唆されている。
新たなステップはどういったものになり得るか問われたロジャースは、次のように応じた。
「分からない。さっぱりだね。今、このオフシーズンには未知の要素がたくさんある。もちろん少し時間をとって、頭をすっきりさせてから、すべてについてどうなるか見てみる感じ。でも、今はすごくきつい。特に、ここに来年もいる、もしくは、来年はここにいないだろう人たちのことを思えば。いつだって変化がある。このビジネスで唯一確実なのが、それなんだ」
「ここまで来るのは本当にきつかった。本当に、本当にきつかった。プレーオフにバイウイークのあるチームが一つしかなかったことを思えばなおさら、ここまで来るのは大変だった。だからこそ、この終わりはたくさんのレンガで打たれているかのようだ。そのせいで、腹にぐっときている」
ロジャースは2度目のスーパーボウル出場のチャンスが指の間からすり抜けていくのをただ見つめていた。試合直後ではなく、これからの数週間で、彼の真の考えはより感情的ではないものになっていくはずだ。
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