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チーフスとブラウンズの元GMジョン・ドーシーをフロントオフィスに迎えるライオンズ

2021年01月25日(月) 11:03

ジョン・ドーシー【Ryan Kang via AP】

デトロイト・ライオンズは経験豊富な人材をフロントオフィスに加えるようだ。

ライオンズは人事部の役員としてジョン・ドーシーを採用する見込みであることを『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話を元に伝えている。

ドーシーはカンザスシティ・チーフスとクリーブランド・ブランズでジェネラルマネジャー(GM)を務め、2020年はコンサルタントとしてフィラデルフィア・イーグルスに籍を置き、大学やプロのスカウティングに助力していた。ライオンズではより大きな役割を担う予定となっている。

ライオンズはアシスタントGMとしてレイ・アグニューを採用する予定であることもNFLネットワークのイアン・ラポポートとペリセロは報じた。アグニューは、ライオンズの新しいGMとなったブラッド・ホームズとともに過去4シーズンはロサンゼルス・ラムズでプロ人事部のディレクターを務めていた。

ドーシーは1991年にグリーンベイ・パッカーズで初めてスカウトの職務に就いている。シアトル・シーホークスで過ごした1999年の1年間を除き、2012年までパッカーズに所属し、着々と出世街道を歩んだ。その後チースフに移り、GMとして4回のドラフトに携わる。2017年から2019年までの3年間はパッカーズを切り盛りしていた。

60歳になる人事エキスパートのドーシーは、才能を見抜く鋭い眼光の持ち主として知られている。パッカーズのフロントオフィスにいた頃には、クオーターバック(QB)のアーロン・ロジャースやワイドレシーバー(WR)グレッグ・ジェニングスらをドラフト。チーフスがQBパトリック・マホームズ、WRタイリーク・ヒル、タイトエンド(TE)トラビス・ケルシーを獲得した時にはチームのGMを務めていた。そしてブラウンズではQBベイカー・メイフィールド、コーナーバック(CB)デンゼル・ウォード、ランニングバック(RB)ニック・チャッブといった有力選手を入団させている。

新しいGMとヘッドコーチ(HC)を採用するにあたって、ライオンズオーナーのシェイラ・フォード・ハンプは経験を重視すると話していた。ホームズとダン・キャンベルがそれぞれの役職に就くのは初めてとあって、他のポジションでその分の経験値を補おうとしている。例えば、オフェンスを任されるアンソニー・リンにはHCの経験がある。

ドーシーはライオンズの刷新を支える人材としてチームに加わった最新のベテランだ。

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