契約最終年を前に今後に関して明確化を求めるテキサンズDEワット
2021年01月31日(日) 07:54ヒューストン・テキサンズは現在のチームの顔となる選手のみならず、かつての顔との岐路にも立っている。
テキサンズはクオーターバック(QB)デショーン・ワトソンを維持することにこだわっているが、その一方で、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートやマイク・ガラフォロが報じるところによると、ディフェンシブエンド(DE)J.J.ワットについては決断していないという。
ラポポートは現地30日(土)、『Good Morning Football: Weekend(グッドモーニング・フットボール週末版)』で「ヒューストン・テキサンズはJ.J.ワットの今後について明確にする必要があることを理解している」と報道。
「これは彼自身が望んでいることであり、チームも希望している。私が理解している限り、まもなくだろう。チームはJ.J.ワットに関して決断すべきであることを分かっており、ワットはその判断がどうなるのか疑問に思っているようだ。来年、彼がヒューストンにいるのかどうか? かなりオープンな疑問だ」
ワトソンと異なり、ワットに関してはテキサンズが回答する力を持っている。最優秀守備選手賞に輝くこと3回、3月に32歳となるワットは契約の最終年を迎え、1,750万ドル(約18億3,300万円)を得ることになっている。ワットはさほど目立たないシーズンを終えたばかり。ワットがテキサンズとのラストマッチを戦ったとする場合、別れは歓迎されるだろうとガラフォロは伝えている。
「新体制に入ったテキサンズがテーブルをリセットし、彼に長期的な延長を与えるとは考えにくい。もしそうなった場合は最終年に入るので、彼を解放してどこか他の場所で新たなスタートを切るのが最善かもしれない。彼は多くのことを経験してきた。勝てるところでやりたいと思っているのは確実だろう。キャリアの中でプレーオフには出場しているものの、プレーオフのさらに先、これまでよりも先に進みたいはずだ」
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