ガロポロは「ファンタスティック」なQBだと49ersTEキトル
2021年02月03日(水) 13:262021年のオフシーズンはリーグ内でのクオーターバック(QB)の動きという部分で歴史的なものになっている。すでにQBマシュー・スタッフォードとジャレッド・ゴフがチームを入れ替えるという大きな動きがあった。フリーエージェンシー(FA)の期間が近づくにつれ、さらなるうわさが現れるはずだ。
一貫してQBのうわさの元になっているのが、サンフランシスコ・49ersだ。ジミー・ガロポロは2020年に10試合を欠場しており、ポストシーズンに戻るために49ersがこのポジションをアップグレードするのではないかという考えにつながっている。
ガロポロの最大の支持者であるタイトエンド(TE)ジョージ・キトルが現地2日(火)に『NFL Network(NFLネットワーク)』の“Good Morning Football(グッド・モーニング・フットボール)”に出演し、自身のQBについて遊説した。キトルはすべてのうわさを単純なオフシーズンのゴシップだと切り捨てている。
「“Twitter(ツイッター)”はおしゃべり好きだね。俺の意見では、結局 “ただのおしゃべりで、くだらない話”って感じだ」とキトルは話した。
「49ersは今年、プレーオフにいなかった。一番の話題を探してみようか。ハンサムなQBであるジミーG以外に話すことがあるか? それが皆が話したがる理由だけど、仕方ない。ジミーはずば抜けたQBで、去年、俺たちをスーパーボウルに連れて行ってくれた。残念ながら、今年の俺たちはいくつかの負傷に妨げられたし、彼が自分のベストのパフォーマンスを発揮できなかったのは分かっている」
「俺は今もジミーGを信じている。彼は信じられないくらいのQBだと思う。彼はもう一度俺たちをスーパーボウルに導いてくれるはずだ。彼と一緒に、俺たちはスーパーボウルで勝てると思う。この質問には、前のスーパーボウルの後にあんたがたと話した後、もう200回は答えたような気がするぜ。でも、ジミーGがファンタスティックなQBだと思うから、俺は刃の上で耐え続ける。彼のリリースは素晴らしいし、最高の腕と最高のタッチが武器だ。だから、俺はジミーGが自分のQBでうれしいし、俺たちは彼と一緒に勝てるって知っている」
49ersの先発QBを引き継いで以来、ガロポロの最大の懸念要素は健康な状態を保つことだった。2018年にはわずか3試合しかプレーしておらず、2020年シーズンは6試合にとどまっている。最初から最後まで健康状態を保ったシーズンには、49ersは13勝3敗をマークしてスーパーボウル出場を遂げている。
負傷の問題以外にも浮き沈みのあるプレーによって、一部の人々がカイル・シャナハンHCにQBのアップグレードを検討することを望んでいた。ガロポロが昨年にサンフランシスコにもう一つのロンバルディトロフィをもたらしたはずのディープショットを逃していたことは、多くの人が忘れていないだろう。
ガロポロにも欠点はあるかもしれない。しかし、29歳の先発QBと共に2021年を迎える以外に、はるかに悪い状況はあり得る。『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロは今週、ガロポロがチームを離れるよりとどまる見通しの方が高いと話している。
スタッフォードにオファーしなかったように、49ersはQBを変更するために資金を準備しようとしてはいない。
一部のファンはQBポジションに声高に変化を求めるかもしれない。しかしながら、キトルがそうだったように、49rsのロッカールームは一貫してガロポロを支持している。
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