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ペイトリオッツのロバート・クラフトが医療従事者にスーパーボウルへの旅をプレゼント

2021年02月03日(水) 15:54


ニューイングランド・ペイトリオッツのロバート・クラフトオーナー【AP Photo/Doug Benc】

過去20年のリーグを振り返れば、ニューイングランド・ペイトリオッツがスーパーボウルに行くためにチームジェットを使用しなくていいのはレアなケースだ。

この期間、チームはヒューストンやフェニックス、ニューオーリンズなど、9つの都市に出かけて行った。

今年も“AirKraft(エアクラフト)”は大舞台に向かう。しかし、それはフットボールチームを運ぶためではない。クラフトファミリーは医療に携わるヒーローたち――チームが『Twitter(ツイッター)』で言うところのスーパーヒーローたち――を第55回スーパーボウルが開催されるタンパへ送り届けるとのサプライズを明らかにした。

ペイトリオッツのオーナーであるロバート・クラフトは、さまざまなビデオ会議を通じて医療従事者を招待した。チームのウェブサイトに掲載されている動画には、親しみを込めて呼びかけるクラフトオーナーに対し、医療従事者たちが「うそだろ、ロバート・クラフト?」と驚きのリアクションを返す様子が収められている。

クラフトオーナーはそんな彼らにこう問いかける。

「今週末はどうしてる? スーパーボウルなんてどうだい?」

当然ながら、答えは「イエス」だ。

チームはスーパーボウルのチケットを76枚調達し、クラフトオーナーによれば「命の危険を懸けて」仕事に取り組む人々への感謝として、それをニューイングランドの医療従事者に贈っている。

これら76人のヒーローたちは全員がワクチンを接種しており、接種が広まることを望んでいる。旅費はすべてが賄われ、この一団は他に招待された7,500人近いワクチン接種済みの医療従事者たちと共にスーパーボウルを観戦する。

クラフトファミリーとエアクラフトがパンデミックにおいて動くのはこれが2度目のことだ。昨年4月には中国に飛び、100万枚のN95マスクを運んでいた。

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