タンパベイ・バッカニアーズのクオーターバック（QB）トム・ブレイディはスーパーボウルウイークを、45歳を過ぎてからもプレーを続けるか熟考しながら過ごしている。もしそうするならば、ブレイディには新しい契約が必要になるのだ。

TB12はバッカニアーズと2021年シーズン末までの契約を結んでいる。バッカニアーズのヘッドコーチ（HC）であるブルース・エリアンスは、自身は契約とは関係ないものの、ブレイディは残ることを望むのではないかとの感触を得ていると話した。

「私は契約とは関係ないから、それはジェイソン（リヒト／GM）にする質問だ。トムは彼がいる場所に、本当に満足していると思う。（契約を延長しても）驚かないね」とエリアンスHCは現地4日（木）にコメントしている。

ブレイディはタンパで満足しているように見える。特に、バッカニアーズが第55回スーパーボウルに出場するとなればなおさらだ。43歳のブレイディはハイレベルなプレーを続けており、まだ数年は戦えるとの見方を周囲に生じさせている。

QBたちが急速に燃え尽きる姿は過去に見られた。だが、ブレイディはすでに前例のない位置にあり、ことG.O.A.T.に関しては何があっても驚きではない。

若く優秀な選手がロースターを通じてたくさん存在するバッカニアーズがいかにチームを構築しているかを見れば、また、ブレイディを満足させるために彼らがあらゆる手を打っていること――ロブ・グロンコウスキーと契約し、アントニオ・ブラウンを追加――を考えれば、この組み合わせはうまく機能しているようだ。将来がどうなっていくは誰にも分からない。今のところ、タンパは良い形できている。

第55回スーパーボウルが終われば、バッカニアーズは未来のことを考え始められるだろう。

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