QBブレイディのスーパーボウル優勝を応援するペイトリオッツのオーナー
2021年02月05日(金) 16:03ロバート・クラフトが第55回スーパーボウルでトム・ブレイディに肩入れする。
ニューイングランド・ペイトリオッツのオーナーであるクラフトは、タンパベイ・バッカニアーズがカンザスシティ・チーフスと対戦する際に、自分の元クオーターバック(QB)が7個目のロンバルディトロフィーを手にするために応援すると言う。
クラフトはスーパーボウル当日に放送される『CBS Sunday Morning(CBSサンデー・モーニング)』のインタビューの中で「私はトム・ブレイディを応援する」とコメントした。「とても楽しみにしている。彼とは良い関係を築いてきた。とにかく特別な人間だ。われわれのチームに20年間もいてくれたことを光栄に思っている。彼はこれまでに会った中で最高の人間の1人だ」
「彼は読みがいい。健闘を祈っている。彼が日曜日に勝つことを心から願っている」
クラフトがブレイディを応援するのは驚くべきことではない。もちろん、その応援がQBの活躍を願うものなのか、組織としてバッカニアーズがペイトリオッツのライバルであるチーフスを倒すためのものなのかは明確に区別されるべきである。
クラフトは過去20年間にわたってブレイディの大ファンだ。TB12が43年分の才能をタンパに持って行ってしまった後もその関係がこじれることはなかった。実際に一部の報道によると、ヘッドコーチ(HC)のビル・ベリチックが望んでいたよりも長くブレイディをペイトリオッツに引き留めていたのはクラフトだったとのことだ。
ボストン界隈ではペイトリオッツ王朝の成功にベリチックHCとブレイディのどちらがより大きな影響を及ぼしたかという熱い議論が交わされている。そんな中でクラフトは、自身のチームが参加していないことは悔しいが、それでもかつてのQBが再びスーパーボウルリングを手にするために声援を送る。
【R】