スーパーボウル目前、バッカニアーズWRブラウンとチーフスWRワトキンスの出場はクエッショナブル
2021年02月06日(土) 05:58主力レシーバー2人の第55回スーパーボウル出場は現地5日(金)時点でクエッショナブルだ。
カンザスシティ・チーフスのワイドレシーバー(WR)サミー・ワトキンス(ふくらはぎ)とタンパベイ・バッカニアーズのWRアントニオ・ブラウン(膝)が正式にクエッショナブルとして報告された。
ブラウンは膝のケガが影響し、バッカニアーズがグリーンベイ・パッカーズを下したNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップ戦を欠場しており、水曜日の練習は限定メニューだったが、木曜日と金曜日はフル参加している。
クオーターバック(QB)トム・ブレイディがバッカニアーズに加入した今季、ベテランレシーバーのブラウンの役割は限定的で、出場したプレーオフの2試合では3回のキャッチで59ヤード、1タッチダウンを記録。ブラウンが欠場したとしてもバッカニアーズ攻撃陣には他にも武器が多くあるとはいえ、QBパトリック・マホームズ率いるチーフスオフェンスと対戦する頂上決戦では、ひとつでも武器は多い方がいい。
一方、ワトキンスはふくらはぎを痛めてシーズン第16週以降にプレーしていないが、スーパーボウル出場には楽観的な姿勢を見せている。27歳のワトキンスは水曜日と木曜日の練習は制限があったものの、金曜日はフル参加を果たした。
チーフスがスーパーボウルを制した昨季はワトキンスが大きな役目を担い、チーフスの逆転勝利に貢献している。今年はワトキンス不在で頂上決戦にたどり着いたチーフスだが、2連覇を狙うスーパーボウルではワトキンスが重要な役割を果たす場面もあるだろう。
【C】