クオーターバック（QB）の回転木馬が回る今年のオフシーズン、うわさは国内のどこからでも飛び出してくる。

2020年にカーク・カズンズと2年の契約延長にサインしたミネソタ・バイキングスも、QB話に巻き込まれることを免れられない。

カズンズの熱心なファンであるカイル・シャナハンのいるサンフランシスコ49ersのようなチームが彼をミネソタから引き離そうとするかもしれないとのうわさも聞こえてくる。オフシーズンの妄想の範囲を出ないただのゴシップだが、良いネタであるのは間違いない。

5日（金）、『NFL Network（NFLネットワーク）』の『Good Morning Football（グッド・モーニング・フットボール）』に出演したバイキングスのヘッドコーチ（HC）マイク・ジマーは、彼のQBへの自信を明確にした。

「カークがうちの中心だ」とジマーは述べた。「分かるだろう、彼は今年素晴らしい年を過ごした。われわれのオフェンスはリーグで4位だった。ディフェンスについては改善が必要だ――けが人や若手が多かった――それを修正するのが私の仕事だ」

QBに関して過去のジマーがいかに曖昧でとげとげしい対応だったかを考えると、彼がこれほどはっきりした評価を示すことには重みがある。バイキングスがプレーオフに返り咲くために、カズンズが最善のオプションであることも大きな役割を果たす。今後のデッドマネーヒットも同様だ。

2020年の問題はカズンズとバイキングスのオフェンスではなかった。ランニングバック（RB）ダルヴィン・クック、ワイドレシーバー（WR）ジャスティン・ジェファーソンにアダム・シーレン。彼らは戦うための武器を持っている。今シーズン、バイキングスらしからぬ不備を示したディフェンスを立て直すこと。それがジマーの仕事だ。

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