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第55回スーパーボウルを制したのは!? チーフス対バッカニアーズ戦!

2021年02月08日(月) 12:32

レイモンド・ジェームス・スタジアムの海賊船【Ben Liebenberg via AP】

現地7日(日)、フロリダ州タンパのレイモンド・ジェームス・スタジアムを舞台に第55回スーパーボウルが開催され、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)王者カンザスシティ・チーフスとNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンのタンパベイ・バッカニアーズが対戦した。

バッカニアーズの攻撃ドライブで始まった試合はチーフスがフィールドゴールで先制を果たすも、その直後にバッカニアーズのクオーターバック(QB)トム・ブレイディがタイトエンド(TE)ロブ・グロンコウスキーにボールをつないでタッチダウンを決め、古巣ニューイングランド・ペイトリオッツ時代から名コンビと言われた2人が最強の連携を披露する。

さらにブレイディとグロンコウスキーのホットラインでタッチダウンを記録したバッカニアーズは前半終了前にもワイドレシーバー(WR)アントニオ・ブラウンがブレイディのパスを受け取って追加点を挙げている。前半は6対21でバッカニアーズがリードして試合を折り返した。

ペプシハーフタイムショーでThe Weeknd(ザ・ウィークエンド)が圧巻のパフォーマンスを披露した後に迎えた第3クオーターにはチーフスがフィールドゴールを成功させてリズムをつかみかけたが、バッカニアーズは攻撃陣だけでなく守備陣も絶好調とスキがなく、2連覇を目指すチーフスの司令塔パトリック・マホームズのパスは思うように通らない。

強力なバッカニアーズディフェンスにプレッシャーをかけられ、ターンオーバーを繰り返したチーフスは反撃のきっかけをつかめず、最後の攻撃ドライブもバッカニアーズのラインバッカー(LB)デビン・ホワイトにインターセプトを食らって万事休す。

バッカニアーズが勢いをキープしたまま駆け抜けた第55回スーパーボウルは9対31でバッカニアーズが勝利、ブレイディは通算7度目のスーパーボウルチャンピオンに輝いた。

スーパーボウルの開催地で地元チームが勝利するのはNFL史上初の偉業だ。

【C】