チーフスらしくないペナルティの多発を嘆くリードHC
2021年02月09日(火) 14:48タンパベイ・バッカニアーズと戦ったスーパーボウルでカンザスシティ・チーフスが31対9で敗れたのは、ペナルティフラッグが雨のように降っていた前半から始まっていた流れの帰結だった。
チーフスには前半2クオーターで8回のペナルティによって計95ヤードの損失があった。『NFL Research(NFL Research)』によれば、これは今季の試合の前半において最も多いペナルティヤードだ。
試合後、アンディ・リードヘッドコーチ(HC)は「そんなことがあってはならない」と話している。
「そんなにたくさんのペナルティなどあってはならない。トータルで10回ほどだったと思う。自らスペースをなくしているんだ。ディフェンス面でも、オフェンス面でも。われわれらしくないし、それが今日起こったのが最悪だった」
チーフスは11回のペナルティによって合わせて120ヤードを失った。一方のバッカニアーズはペナルティ4回、39ヤードだ。
チーフスに対する11のペナルティのいくつかは、味気なく思えるかもしれない。しかし、チーフスのディフェンダーたちは22ポイント差での敗北を審判団のせいにはしなかった。
『41 Action News K.C.(41アクション・ニュースK.C.)』によれば、ディフェンシブエンド(DE)フランク・クラークは「ペナルティが俺たちの負けた理由だと言うつもりはない」と話したという。
「そうしたきゃ審判のせいにもできるだろうが、あれはフェアな勝利だった。タンパベイが勝ったんだ」
「俺たちは審判団が何者であるかを理解している。何がコールされないか知っている。多角的なことだし、実行しなきゃいけない。タックルを決めなきゃいけないんだ」とクラークは話している。
【A】