本当に望んでいるのはロンバルディだと年間守備選手賞3度のラムズDTドナルド
2021年02月10日(水) 09:21先週の土曜日、アーロン・ドナルドは3回目のディフェンス部門年間最優秀選手賞を受け、最も偉大な選手たちの仲間入りをした。しかし、ロサンゼルス・ラムズのディフェンシブタックル(DT)であるドナルドは、もっと多くを望んでいる。
ドナルドは現地7日(日)、自身のコレクションに新しいトロフィーが加わったことはうれしい一方、本当に望んでいるのはロンバルディトロフィーだと話した。
ドナルドはチームの公式サイトに「ありがたいね。いつも同じことを言っているけど、自分がやってきた仕事が報われ、人がそれに目を止めてくれるのは、いつでも幸せなこと。レガシーを築くために素晴らしいことを達成しているけれど、決して満足することはない。自分にはまだやることがたくさんあると分かっていて、改善の余地も多い。最終的な目標は、あのトロフィーを手にすることだ。それこそ俺たちが追い求めているもので、俺が追っているもの。俺が達成したいと思っていることだ。そして、それを達成するまで、俺は満足しない」とコメントしている。
ドナルドとラムズはその目標まで迫ったことがあった。第53回スーパーボウルでクオーターバック(QB)トム・ブレイディ率いるニューイングランド・ペイトリオッツに敗れた2018年シーズンのことだ。
5月に30歳になるドナルドは、NFLで過ごした7シーズンにおいて6年連続でオールプロに選出されている。ドナルドがいかに重要な存在であるかは、このDTが本調子ではなかったディビジョナルラウンド戦でラムズがグリーンベイ・パッカーズに敗れた様子によく表れていた。ナンバー1に位置づけられるラムズのディフェンス陣は、ドナルドの破壊力を欠いてシーズンで最も低迷した1日を過ごした。
年齢を重ねるにつれ、このポストシーズンに100%の力を発揮するのを阻んだような負傷を逃れることが難しくなっていくとドナルドには分かっている。このスポーツで最も偉大なアスリートの一人として、改善していくための唯一の道は努力し続けることだ。
「確かに年を取っている。痛みや苦しさが、少し違う感触になっているのは確かだ。俺はいつでも懸命に努力していくつもりだ。俺としては、自分の仕事のやり方やトレーニングの方法をスローダウンさせることはできない。ただ確実に自分の体に気を配り、このオフシーズンのトレーニングでちょっとしたうずきや苦痛があったとしても、それを乗り越え、長引かない程度にまで対処しなければならない。素晴らしい形を整えるために自分にできるすべてをやり、フットボールが戻ってくるまでに試合に向けて備えていく一方で、何かによって制限を受けたり、スローダウンしたりしないように、体の調子を十分に整えておかなくちゃならない」
QBマシュー・スタッフォードをトレードで獲得したラムズは、ロンバルディトロフィーを掲げるチームになるために足りなかったピースを手に入れたと感じている。
タンパベイ・バッカニアーズがホームスタジアムでスーパーボウルを制覇した。ラムズは来年、SoFiスタジアムでそれを繰り返すことを望んでいる。
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