引退までもう2年プレーする予定の49ersCBシャーマン
2021年02月10日(水) 11:09サンフランシスコ・49ersのコーナーバック(CB)リチャード・シャーマンは来月にフリーエージェント(FA)となり、NFLでの最後になると思われる契約に臨む。
33歳のベテランCBシャーマンは、もう2シーズンはプレーする予定だと『ESPN』のスティーブン・A・スミスに話した。
シャーマンは「あと2シーズンしかプレーしたくない」と述べている。「競争力のあるチームに入りたいんだ。まだこのゲームに貢献できることはあると思っている。まだ達成したいこともあるし、ディフェンスをまとめて上げてポテンシャルを最大限に活かして、俺がこれまでにプレーしてきたディフェンスと同じくらいの高みを目指す手助けができると思う」
けがのため、シャーマンが2020年に出場したのはわずか5試合。オールプロ選手だったシアトル・シーホークス時代のように、フィールドが小さく感じるほどの存在感はない。それでもプロボウル出場を果たした2019年シーズンに見せたように、コンディションが万全であればNFL内でも指折りのCBと言える。
プレーの面だけでなく精神的にもチームの支えとなるタフなCBを常に求めているリーグとあって、シャーマンがオープンマーケットに出れば彼を欲しがるチームはいるだろう。すでに49ersを離れることは予想されている。
キャリア10年目となるシャーマンは、次の2シーズンを終えたあとはリーグを去るつもりのようだ。
「あと2年したら引退しようと思っている。その時に引き留めようとする動きはあるかもしれないけど、俺はあと2年で自分のキャリアに満足できていると思う」とシャーマンは口にした。
歯に衣着せぬ物言いで知られるシャーマンが次のステージとして望むのであれば、2年後にはマスコミ業界からフルタイムのオファーが殺到するだろう。
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