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新OCについて知るため、ブリーズに教えを請いたいとチャージャーズQBハーバート

2021年02月10日(水) 23:15


ロサンゼルス・チャージャーズのジャスティン・ハーバート【AP Photo/Kelvin Kuo】

オフェンス部門年間最優秀新人賞に輝いたクオーターバック(QB)のジャスティン・ハーバートは、2年目のNFLシーズンで新しいオフェンスを率いる準備を進めている。今後数カ月の内にロサンゼルス・チャージャーズの司令塔は、新攻撃コーディネーター(OC)ジョー・ロンバルディのスキームを知るためにドリュー・ブリーズと接触し、大先輩の42歳から知識を得たいと考えている。

「ドリューは間違いなく、連絡を取りたいと思っている中の1人だ」とハーバートは『L.A. Times(L.A.タイムズ)』に語った。「彼は全てをやり遂げてきた」

ロンバルディはニューオーリンズ・セインツで12年を過ごしており、そのうちの10年でブリーズのQBコーチを務めた。そのため、ハーバートが新OCから何を期待すべきか、彼なら独自の洞察を持っているだろう。

20年目のNFLシーズンを終えて、ブリーズは引退するつもりなのかどうかをまだ明らかにしていない。ハーバートが参考にしたいと思っているのは元チャージャーズのQBだけではない。

「できるだけ彼らを煩わせないようにするよ」と彼は述べた。「聞きたいことは山ほどあるんだ。動画の見方とか、ディフェンスへの備え方とか。俺がもっと改善できるところは常にある」

「彼らはみんなとてつもなく大きな成功を収めた人たちだ。彼らに聞かなきゃ、自分1人で背負わなきゃならない。オレにとっては、彼らから学ぶチャンスなんだよ。当然、助言を求めるつもりだ。もうすでに何人かとは話した」

チャージャーズのOCを引き受けるにあたり、ロンバルディは昨年の成功のかけらを集め、それをヘッドコーチ(HC)ショーン・ペイトンのオフェンスで得た経験と混ぜ合わせたいと述べている。

「それも少し参考にしたいと思う」とセインツのオフェンスから持ち込まれるものについてハーバートは述べた。「うまくいったものについて、彼らのものもいくつか持ち込まれるだろう。いろいろ混ぜて組み合わせることになると思う。でも、俺たちが去年やったいろんなことも持ち越されるはずだ」

昨シーズンの問題はチャージャーズのオフェンスでも、HCアンソニー・リンが解任された理由でもない。デトロイト・ライオンズでOCとして迎えた最初のスティントで、ビンス・ロンバルディの孫は大いにぶつかり、炎上した。2度目のチャンスで彼は年間新人賞を獲得した選手のコーチを務めることになった。ライオンズでうまくいかなかった硬直したスキームから彼が学び、ハーバートのような若いスターにもっと柔軟に対処してくれることを期待しよう。

【M】