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ワシントンがQBハイニケと2年9億円で契約延長

2021年02月11日(木) 04:20

ワシントン・フットボール・チームのテイラー・ハイニケ【AP Photo/Julio Cortez】

タイラー・ハイニケのNFL後のキャリアパスは再びお預けになった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地10日(水)、情報筋の話として、ワシントン・フットボール・チームがハイニケと2年875万ドル(約9億1,570万円)の契約延長に合意したと報道。

ラポポートは今回の契約には先発試合数に応じたインセンティブも含まれていると付け加えている。

ハイニケは制限付きのフリーエージェント(FA)になる予定だった。

10日、ハイニケはワシントンのメディアおよびコンテンツ担当上級副社長のジュリー・ドナルドソンに対し、「いい気分だよ。自分が自宅で数学の授業を受けていたのはみんなが知っているし、今回、連絡をもらったのはかなり大きな安心感になる。とてもワクワクしている。ここにいたいと思っていたから、すべてがかなりスムーズにまとまった感じだ。戻れることが楽しみでしょうがない」と明かしたという。

ワシントンはクオーターバック(QB)陣に故障者が相次いだことを受け、昨年12月にオールド・ドミニオン大学でエンジニアリングの授業を取っていたハイニケを召集。27歳のハイニケがエンジニアのスキルを生かすタイミングはもう少し後回しにできそうだ。

2020年シーズン終盤にワシントンに加わった後、ハイニケはシーズン第16週に不調だったQBドウェイン・ハスキンズに代わって途中出場し、カロライナ・パンサーズを相手に逆転まであと一歩に追い詰めた。

最終戦のシーズン第17週にはQBアレックス・スミスが復帰し、ワシントンのポストシーズン出場を決めたが、ハスキンズが放出された後、スミスは負傷のためにプレーオフを戦えず、ハイニケがタンパベイ・バッカニアーズと対戦したワイルドカードゲームで先発を務めている。

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