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リバース引退に驚いたコルツLBレナード、次のQBには特にこだわりなし

2021年02月16日(火) 12:39


インディアナポリス・コルツのダリウス・レナード【AP Photo/Zach Bolinger】

インディアナポリス・コルツのラインバッカー(LB)ダリウス・レナードは、クオーターバック(QB)フィリップ・リバースの引退を予期していなかった。

レナードは第55回スーパーボウル前のリバースの引退発表に驚いたと認めている。その一方で、レナードは17年間にわたってハイレベルなプレーを続けてきたリバースの決断は理解しているとも話した。

「間違いなく、完全なるショックだった」とレナードは『SiriusXM(シリウスXM)のNFLラジオに語った。

「発表の2、3日前に彼と話したときには、彼はまだ自分がどうするのか分かっていなかった。俺としては、彼にはまだ力が残されていると思う。今季のプレーはすごく良かったし、来年も戻ってきて全く同じことをし、さらにいいプレーをすると思っていた」

リバースが去った今、レナードはコルツの次のQBに対して高望みはしていない。レナードが求めているのは、ただコルツのことを信じる人物だ。

「正直言って、誰がQBでも構わない。そのQBが正しいメンタルでやってきて、ボールゲームで勝つのを助けてくれるならな。若くても年を取っていてもいいし、有名かどうかも関係ない。ここへきてチームを優先し、試合で勝つのを助けてくれるなら、どうぞインディアナポリス・コルツへって感じさ」

カーソン・ウェンツに関するうわさの中心にいるのがコルツだ。今は通常よりも高い率でQBがチームを移動しており、コルツもQBを必要としている。そのため、レナードのチームに関する話題はこのオフシーズンに頻繁に取り上げられるかもしれない。特に、コルツがリバースと共にワイルドカードラウンドにたどり着き、バッファロー・ビルズと接戦を繰り広げるだけの強さを見せた後であればなおさらだ。

「俺はフロントオフィスでその仕事をしている人たちを信じるだけだ。誰が何を言おうが、俺はディフェンスで自分の手の中にあるものをコントロールする。それは、懸命にプレーして、ひたすら自分にできることをやるってことだ」とレナードは言う。

2月半ばにして、コルツがQBポジションに誰を据えるかはしばらく分からないだろう。分かっているのは、それがリバース(もしくはアンドリュー・ラック)ではないことだけだ。

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