49ersの姿勢ははっきりしていたと離脱を見込むCBシャーマン
2021年02月18日(木) 11:59コーナーバック(CB)リチャード・シャーマンについての最新ニュースは心躍るものではないが、おなじみの興味深さはある。
シャーマンはサンフランシスコ・49ersでの自分の時間は終わったと考えており、そのことについては12月や今月初めにも語っていた。今、シャーマンはなぜ自分がチームを離脱すると考えているのかの背景を明かしている。
『Sacramento Bee(サクラメント・ビー)』によれば、シャーマンは今週にヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンやジェネラルマネジャー(GM)のジョン・リンチと話し合った際のことについて「ものすごくはっきりしていた」と振り返ったという。
「いい会話だった。クレイジーなことなんて何もない。彼らがどういう位置にいて、俺がどういう位置にいるか、そして、彼らが何を計画しているかについて、いい会話ができた。俺たちは両方ともすごくポジティブで、こういう状況であり得る限りいい感じだった」
2018年に結んだ3年契約の終わりを迎える32歳のシャーマンは、単純にもう49ersには合わない状況になっている。サラリーキャップが減少する見通しによってリーグ中でベテランに別れを告げる動きが見られ、49ers首脳陣とシャーマンが円満に関係を終わらせて、シャーマンの言う“自分のキャリアの信じられないほどの一章”が閉じられようとしても不思議ではない。
たとえ49ersがキャップへの対処に苦労していなくても、チームがシャーマンを呼び戻す保証にはならない。シャーマンは2020年にふくらはぎの負傷を抱え、5試合の出場にとどまって1回のインターセプトを記録したのみだった。しかしながら、その存在がロッカールームにもたらす価値は大きく、キャップスペースがあってセカンダリーの補強が必要なチームには歓迎されるだろう。
今のところ、どこに収まるにせよシャーマンの動きについては時がたつのを待つしかない。新リーグイヤーの開始を前に、シャーマン自身の姿勢とチームの見通しは変わらなさそうだ。
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