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QBブレイディのいるバッカニアーズに残りたいとDLスー

2021年02月18日(木) 15:41

タンパベイ・バッカニアーズのエンダマカン・スー【Joe Robbins via AP】

タンパベイ・バッカニアーズがスーパーボウル優勝を果たしてもなお、34歳のディフェンシブラインマン(DL)であるエンダマカン・スーにはまだ引退の意思はない。スーは来年もバッカニアーズに戻ってきたいと思っている。

先日、スーは『MMQB』のアルバート・ブリアーに対して「俺の目標は戻ってきてもう一度チャンピオンシップに勝つチャンスを手にすることだ」と話した。

「俺とトム(ブレイディ)はそのチャンスについて前に話したし、ジェイソン・リヒト(GM)とも話した。祝勝パレードの演壇を見たかは知らないけれど、コーチのB.A.(ブルース・エリアンスHC)も、俺がどこにも行かないと言った。彼は自分の言葉を守る人間だ。だから、俺はプレーを続けられるチャンスを、特にタンパでそうできる機会を楽しみにしている。正直なところ、自分にはプレーするための一流で最高の才能がまだあると思っている。それをやめるつもりはない。それに、妻がいいと言ってくれたんだ。それが何より大事だ。俺は許可をもらったんだ」

スーが12シーズン目もプレーし続ける意向ならば、大幅なペイカットを受け入れない限りは難しい状況になるだろう。これまでのスーのキャリアには見られなかったことだ。他のチームよりはキャップスペースを残しているバッカニアーズだが、他にも優先すべき選手たちがいる。フリーエージェント(FA)になるパスラッシャ―のシャキール・バレット、ラインバッカー(LB)ラボンテ・デービッド、ワイドレシーバー(WR)クリス・ゴッドウィン、タイトエンド(TE)ロブ・グロンコウスキーらが契約を必要としているのだ。

2010年のディフェンス部門年間最優秀新人賞に選ばれたべテランのスーは、オールプロのファーストチームに3回指名され、プロボウル選出は5回を数える。初めてのロンバルディトロフィーを手にしても、まだ引退の意思はない。

「そこへ出ていくエネルギーを持ち続けるのと同時に、今季に俺の背中を押してきた一番大きな力は、双子が生まれてくることを知ったことだと思う。2人をチャンピオンとしてこの世界に迎えることができるけど、俺があと2年や5年プレーすれば? どうなるかは誰にも分からないさ。それなりの年になった2人がフットボールフィールドで俺を見ることができる。今年じゃめちゃくちゃ小さすぎるだろ。でも、2人にそれを経験させ、この雰囲気を味わわせてやれればな」

バッカニアーズが財政をやりくりしてスーや他の選手たちを2021年も維持できるかは今後次第だ。

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