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ファルコンズがベテランのSアレンとDEベイリーを放出

2021年02月19日(金) 11:12

リカルド・アレン【AP Photo/Jason Behnken】

アトランタ・ファルコンズが新ジェネラルマネジャー(GM)テリー・フォンテノーと新ヘッドコーチ(HC)アーサー・スミスによるロースター再形成に乗り出した。

チームはセーフティ(S)リカルド・アレンとディフェンシブエンド(DE)アレン・ベイリーをリリースしたことを現地18日(木)に発表。また、クオーターバック(QB)カート・ベンカートもウェイバーにかけられている。

アレンとベイリーをカットしたことで、ファルコンズはサラリーキャップにおいて1,075万ドル(約11億4,000万円)をセーブできる。デッドマネーは375万ドル(約4億円)だ。ファルコンズは現時点でサラリーキャップをオーバーする見込みであり、フォンテノーGMがロースター再編に取り組むにあたり、まだ流血は続くだろう。

2014年ドラフトの5巡目で指名を受けたアレンは、ルーキーシーズンを練習生として過ごした後にファルコンズで76試合に先発し、タックル340回、インターセプト11回、サック1回を過去6年間に記録。チームキャプテンを4度務めていたアレンは、ロッカールームで強い発言力を持っていた。2019年にはウォルター・ペイトンNFLマン・オブ・ザ・イヤーのファルコンズからの候補者に指名される。2020年に29歳のアレンは12試合に出場し、タックル25回、インターセプト2回をマークしている。

31歳のベイリーは8シーズンをカンザスシティ・チーフスで送った後、過去2シーズンをファルコンズで過ごしていた。9回の先発を含む31試合に出場し、タックル41回、QBヒット7回、サック2.5回という数字を残している。

ベンカートはレギュラーシーズンにパスを投げることはなかった。2018年と2020年をファルコンズの練習生として送ったベンカートは、2019年のプレシーズンにつま先を負傷し、IR(故障者リザーブ)となっていた。

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