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QBブレイディとの契約延長、「可能性はある」とバッカニアーズのリヒトGM

2021年02月24日(水) 23:26

タンパベイ・バッカニアーズのヘッドコーチ(HC)ブルース・エリアンスとトム・ブレイディ【Ben Liebenberg via AP】

7度目のスーパーボウルタイトルを手に入れた今、トム・ブレイディのNFLキャリアはタンパベイ・バッカニアーズとサインした当初の2シーズンより、もっと長くなるかもしれない。

すでにジェネラルマネジャー(GM)のジェイソン・リヒトにはそうした質問が投げ掛けられている。“G.O.A.T.(史上最強)と契約を延長する考えはあるのか”と。

『The Rich Eisen Show(リッチ・アイゼン・ショー)』の中でリヒトは、ブレイディとの会話は2人の間でとどめておくつもりだとしつつ、延長も選択肢の1つだと述べた。

「その可能性はある」とリヒトは言う。「彼がスローダウンした様子は全く見受けられなかった。だから、その可能性はあるよ。どうなるかはこれからの状況次第だ」

「私はトムとしばしば話をする。具体的な内容は、今は伏せておこう。スーパーボウルで優勝し、彼は今年を本当に楽しんだようだ。このチームが気に入っていて、コーチ陣とも気が合い、ヘッドコーチ(HC)やオーナーシップともいい関係だ。われわれももちろん、彼が大好きだよ。お互いがそう思っている時というのは、これはもう会うべくして生まれた組み合わせなので、ぜひとも続けたいと思う」

確かにブレイディはタンパでの今シーズンを楽しんでいるようだった。だが、彼が45歳を過ぎてもプレーを望むかといった多くの要素が将来を決めることになる。初めてオープンマーケットへの進出を楽しんだ彼が、また来年フリーエージェントになってみたいと考えることもあり得る。

“TB12”は今年、2,500万ドル(約26億5,000万円)の報酬を保証されており、キャップナンバーは2,837万5,000ドル(約30億円)となっている。多くのバッカニアーズ選手がフリーエージェントになる予定で、クラブ側が契約延長を使って今シーズン以降もQBを町にとどめるだけでなく、ブレイディの8度目のロンバルディ・トロフィー挑戦のために短期間でキャップスペースを解放しようとする可能性もある。

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