タイタンズとはもう「終わった」と元1巡目指名のOTウィルソン
2021年02月24日(水) 17:58![](https://nfljapan.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2021/02/24175710/NFL_210224_2_20234845536625.jpg)
現地22日(月)、元1巡目指名のオフェンシブタックル(OT)アイザイア・ウィルソンがテネシー・タイタンズとの関係は終わったと『Twitter(ツイッター)』にコメントした。
ウィルソンは「タイタンズの一員としてのフットボールは終わった。これ以上言うことはない」と投稿したものの、すぐに削除している。
ウィルソンは12月にリザーブ/非フットボール負傷者リストに置かれており、波乱に満ちたルーキーシーズンはそこで幕を降ろした。タイタンズのジェネラルマネジャー(GM)ジョン・ロビンソンはそれ以来ウィルソンとは直接話していないと最近に述べている。
2020年のNFLドラフトで全体29位指名を受けたウィルソンは、ルーキー契約にサインした最後の1巡目指名選手だった。その直前までリザーブ/COVID-19リストに置かれていたからだ。まるでその後の不運を暗示するようなできごとだったと言える。
身長約198cm、体重約158kg、ジョージア大学出身のウィルソンが1巡目で指名されたことに周りはやや驚き、成長株として見られていた。ところがルーキーシーズンで出場したのはたったの1試合。それもオフェンス陣として3回、スペシャルチームとして1回のスナップにしか参加していない。
ウィルソンは2度もリザーブ/COVID-19リストに置かれ、8月にはテネシー州立大学で起きた事件に巻き込まれている。『Associated Press(AP通信)』によると、当時キャンパス近くのアパートでマリファナの臭いがするという通報を受けて駆けつけた警察官は、2階のバルコニーから一瞬飛び降りようとするウィルソンの姿を確認しているという。その後ウィルソンは9月に飲酒運転で逮捕され、起訴されている。
タイタンズはシーズン第14週の試合を控えた12月にウィルソンをリザーブ/非フットボール負傷者リストに加えた。
2月16日にロビンソンGMは「彼はプロのフットボール選手として必要なことに専念する覚悟があるかを判断しなければならない」と話した。「それは彼次第だ。私はここで求められるレベルを十分に分かっている。このチームに所属している他のどの選手とも変わらない」
「われわれは選手にプロフェッショナルとして、人として準備し、プレーしてもらいたいと思う一定の基準を持っており、彼はその点においてやるべきことがたくさんある」
【R】