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2回のSB勝利で“お守り”のような気分だとRBマッコイ

2021年02月26日(金) 12:21


タンパベイ・バッカニアーズのレショーン・マッコイ【Tori Richman/Tampa Bay Buccaneers via AP】

何年も主力選手の一人として奮闘しながらもスーパーボウルに届かなかったランニングバック(RB)レショーン・マッコイだが、過去2シーズンにはスーパーボウルまで駒を進め、勝利した。

しかし、そのどちらでも、マッコイはスナップ1回分すらプレーしていない。

それでもマッコイはまだキャリアを続けようとしている。その中には2021年に新しいチームへ移る道も含まれているようだ。マッコイには確かなセールスポイントがあるのだ。“俺と契約すれば、スーパーボウルで勝てるはず。過去2年が何かを示唆するのだとしたらな”という具合だ。

『Good Morning Football(グッド・モーニング・フットボール)』に出演したマッコイは2020年にプレーすることについて「そのことは考えていた。本当にね」と語った。

「決断を下すのは自分が思っていたよりもきつかった。けど、すごくいいシーズンだった。俺はウサギの足(お守り)みたいな感じさ。どこであれ俺が次に行くチームは、きっとスーパーボウルに出場するね」

「自分はまだプレーを望んでいると思う。本当にそうなんだ。エージェントと話している。一つだけ大事なのは、ふさわしいチームじゃなきゃだめだってこと。2回のスーパーボウルに、B.A.(ブルース・エリアンス/タンパベイ・バッカニアーズHC)やアンディ・リード(カンザスシティ・チーフスHC)とプレーし、トム・ブレイディに(パトリック・マホームズ)と一緒にやってきて、戦えてすらいないチームには行けない。俺は今でもコンペティターだ。俺はコンテンダーであるチームとか、力のある若手がいるチームにいかなきゃならない。まだ力を発揮したいと思っているし、プレーに焦点を合わせて、自分の才能を示したい」

2019年にチーフスでキャリー101回、465ヤードとタッチダウン4回を記録したマッコイだが、2020年にバッカニアーズで得たランのチャンスは10回のみだった。

33歳のマッコイについては、そのタンクにどれくらいの力が残されているかが疑問に思われても無理のないところだろう。メンターとしての活躍の機会が伴わない限り、マッコイが望むようなコンテンダーへの加入のチャンスはそれほど多くなさそうだ。しかし、マイアミ・ドルフィンズ加入や、バッファロー・ビルズへの帰還はフィットする可能性がある。

それが実現したときに、ウサギの足の真価が問われることになるだろう。

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