テキサンズがRBジョンソンとCマーティンを放出
2021年02月27日(土) 07:35デューク・ジョンソンのヒューストンでの時間に終止符が打たれた。
ヒューストン・テキサンズは500万ドル(約5億3,300万円)のキャップスペースを温存するため、ランニングバック(RB)ジョンソンを放出。さらに、875万ドル(約9億3,300万円)のヒットを抱えていたセンター(C)ニック・マーティンもリリースした。上限1億8,000万ドル(約191億8,800万円)と予想される中、『Over The Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によると、今回の動きでテキサンズは2,000万ドル(約21億3,100万円)のスペースをもたらすとのこと。
ジョンソンはテキサンズに加わってからの2シーズンで目立った活躍ができておらず、チーム自体がランゲームに精彩を欠いた2020年シーズンは11試合に出場(うち5試合に先発)し、77回のキャリーで235ヤード、1タッチダウンを記録。用途の広いランニングバックであるにもかかわらず、パスキャッチは28回とキャリアで最も低く、249ヤード、1タッチダウンにとどまっている。
ジョンソンがテキサンズ攻撃陣の中で、なぜクリーブランド・ブラウンズ時代のようにボールに触れなかったのかと考える者も多い。デビッド・ジョンソンの存在が答えのひとつになるが、テキサンズで2年を過ごした結果として、2019年夏のトレードが失敗に終わったという結論に達することができる。
それでも、ジョンソンは適切な状況下でパフォーマンスを発揮できる多彩なランニングバックとしての価値を今でも持ち合わせている。クオーターバック(QB)デショーン・ワトソンという最も優れた若手パサーを擁すテキサンズではあったが、2020年にその状況が存在しなかったことは痛々しいほどに明白だった。
一方のマーティンは2016年ドラフト2巡目にテキサンズから指名を受け、4シーズンを戦った中で62試合に先発している。
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