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セインツがTEクックとTEヒルの契約を終了

2021年03月04日(木) 09:31

ニューオーリンズ・セインツのジャレッド・クック【Aaron Doster via AP】

ニューオーリンズ・セインツのタイトエンド(TE)ルームの顔ぶれは2021年にまったく別のものになる。

キャップスペースを確保するための新たな動きとして、セインツは現地3日(水)に2度のプロボウラーであるTEジャレッド・クックと、同じくTEのジョシュ・ヒルの契約を終了したことを発表した。

ヘッドコーチ(HC)のショーン・ペイトンは声明にて「ジャレッドは2年前にフリーエージェント(FA)としてわれわれを魅了したプレーメイキングスキルを一貫して発揮していた」と述べている。

「彼はわれわれのために多くのビッグプレーを決め、チームメイトにポジティブな影響を与えた。ジャレッドは自分の技術に身を捧げる熟練したプロフェッショナルであり、われわれは彼の今後の成功を祈っている」

キャップが厳しい状況にあるセインツは先週にもトレードの選択肢を模索し、節約するための創意ある方法を探していた。今回の動きによって、セインツのロースターにいるTEは2020年の3巡目で指名されたアダム・トラウトマンのみとなっている。

33歳のクックは2018年にレイダースでキャッチ68回、896ヤードを記録してキャリアベストのシーズを送った後、セインツと2年契約を結んでいた。セインツではクオーターバック(QB)ドリュー・ブリーズのターゲットとして貢献し、29試合(先発12試合)に出場して1,209ヤード、タッチダウン16回を記録している。

2013年のドラフト外ルーキーだったヒルは、ペイトンHCの攻撃陣でローテーションの一部としての役割を担ってきた。30歳のヒルは8年の着実な歩みを経てセインツを離れる。

ジェネラルマネジャー(GM)のミッキー・ルーミスはヒルについて「彼は真のプロフェッショナルだ」と評し、「彼はほとんどの人が気づかないような多くのことをやってきたが、コーチやチームメイトたちは過去10年の大部分における彼の貢献をよく分かっている。彼は強い心と決意をもってプレーし、われわれが高く評価する特質を体現していた。プログラムを共にする間、われわれは確かに彼を尊敬し、称賛してきた」と続けている。

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