元プロボウラーでSB王者のチーフスFBシャーマンが引退
2021年03月05日(金) 15:00プロボウルに1度選出され、スーパーボウル制覇を1度果たしたカンザスシティ・チーフスのフルバック(FB)アンソニー・シャーマンが引退する。
NFLで10年を過ごしたベテランのシャーマンが現地4日(木)に『Twitter(ツイッター)』に投稿した動画で引退を発表した。
「カンザスシティ、すべての思い出をありがとう」と32歳のシャーマンはこの動画の中で語っている。
「素晴らしい時間だった。8年。スーパーボウル。でも、次の章が来たんだ」
Thank you Chiefs Kingdom #deputysheriff #HSI #retirement #Chiefs #NFL pic.twitter.com/pjyN8xO1tP
— Anthony Sherman (@Shermanator_42) March 4, 2021
「ありがとうチーフスキングダム」
保安官代理の装いに身を包んだシャーマンは、それによって自分の未来を示唆しているようだ。
2011年のドラフト5巡目でアリゾナ・カーディナルスから指名を受けたシャーマンは、最初の2年をカーディナルスで送った後、トレードで移ったカンザスシティでスペシャルチームの主力やフルバックとして活躍。
また、2018年にロサンゼルス・チャージャーズ戦でクオーターバック(QB)パトリック・マホームズからの36ヤードのキャッチ・アンド・ランを決めたプレーを受けて、ヘッドコーチ(HC)アンディ・リードから「手のあるソーセージ」と呼ばれたことでも知られるシャーマン。モヒカン姿になったりと、チーフスファンから愛される存在だった。
2018年にはプロボウルに選出され、2019年にチーフスのスーパーボウル制覇を助けている。
キャリアを通じ、シャーマンは625スクリメージヤード、タッチダウン5回、タックル68回、フォースドファンブル5回、ファンブルリカバリー3回を記録している。
【A】