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CBスレイとの契約を見直したイーグルス、キャップルームに約10億円を確保

2021年03月06日(土) 03:08


フィラデルフィア・イーグルスは3月17日(水)の新リーグイヤー開始に向けて、予想されるサラリーキャップを大きく上回っている。

『Over The Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によると、イーグルスは現時点で4,300万ドル(約46億5,600万円)を抱えているという。2021年シーズンにサラリーキャップの上限を下回るには、多くの計算や削減、再構築が必要となる。

今まさにその動きが加速している。

情報筋の話として『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地5日(金)、イーグルスがコーナーバック(CB)ダリウス・スレイの契約を見直し、キャップルームに914万ドル(約9億9,000万円)の余裕を生み出したと報じた。

デトロイト・ライオンズからイーグルスにトレードでやって来たスレイは昨年、2023年シーズンまで続く3年契約に合意しており、保証額3,005万ドル(約32億5,400万円)を含む報酬5,005万ドル(約54億2,000万円)でサインしている。今回の契約見直し前には2021年のキャップヒットが1,575万ドル(約17億0,500万円)、ベースサラリーは1,200万ドル(約13億円)が予定されていた。

ピッツバーグ・スティーラーズのクオーターバック(QB)ベン・ロスリスバーガーと違い、スレイは減俸の必要がなく、大半の契約再構築において選手が予定よりも少額の報酬を受け取ることは含まれていない。再構築の動きはキャップヒットを今後のシーズンに拡散するだけで、単純に先送りするだけだ。

【C】