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正式なサラリーキャップが未定の中、タグ期間延長も
2021年03月09日(火) 09:11NFLチームがフランチャイズタグもしくはトランジションタグを利用する期限は東部時間3月9日(火)16時となっているが、この期限が延長されるかもしれない。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが8日(月)、複数のジェネラルマネジャー(GM)が期限の延長に向けて動いていると報じた。
正式なサラリーキャップの数字が明らかにならない限り、タグづけ期間の延期が必要になる可能性はある。
サラリーキャップが1億8,000万ドルを下回らないことは明らかになっているものの、実際にその数字にどれくらい近いものになるかによって、各チームの2021年の状況に対する柔軟性は決まってくる。公式な数字が月曜日中に発表されない場合、その期限が延長されることが予想される。
NFLがフランチャイズタグ期間を拡大するのは前例のないことではない。昨年、NFLとNFLPA(NFL選手会)は選手らが新CBA(団体労働協約)を可決したことを受け、期限を延長していた。
現時点でチームがフランチャイズテンダーを用いたことが発表されているのはデンバー・ブロンコスのセーフティ(S)ジャスティン・シモンズのみだ。これから数日でカロライナ・パンサーズのタックル(T)テイラー・モートンらがその対象になると見られる。期限が延長されれば、チームがタグを使用する前に長期的なソリューションに至るための時間が増えることになる。
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