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QBブレイディとバッカニアーズが1年の契約延長に合意

2021年03月13日(土) 05:14

タンパベイ・バッカニアーズのトム・ブレイディとチームオーナーのジョエル・グレイザー【AP Photo/Mark Humphrey】

G.O.A.T.と称される最強プレーヤーが今のチームとの契約を延長した。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地12日(金)、情報筋の話としてトム・ブレイディとタンパベイ・バッカニアーズが1年契約に調印し、2022年シーズンも残留することになったと報道。

その後、ブレイディが自ら『Twitter(ツイッター)』に契約調印の様子を投稿するとともに、チームも契約延長を発表している。

8月に44歳を迎えるブレイディは長らく45歳を超えても現役を続行することについて議論しており、今回の契約延長によってその結末に備えてタンパにとどまる。

バッカニアーズのジェネラルマネジャー(GM)ジェイソン・リヒトは2月初旬にバッカニアーズが地元タンパでロンバルディ・トロフィーを手に入れて以来、ブレイディとの契約を延長する可能性を話し合ってきた。

新契約は双方にとって理にかなっている。TB12(ブレイディ)はまだ力を残しており、引退の意向はまったく示しておらず、ブルース・エリアンス指揮官の下に過ごしたタンパでの初年度を満喫した。ついにクオーターバックのポジションを安定させられたチームにとってはチームリーダーの続投が希望だった。

加えて、ブレイディとの契約延長によって今シーズンのQBのサラリーキャップを軽減できるという付随のメリットもある。ブレイディは2021年のサラリーキャップに対して2,837万5,000ドル(約30億9,400万円)になる予定だったが、契約延長によってヒットを大幅に下げられそうだ。

【C】