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DEエンガーコエがレイダースへ、2年28億円の契約

2021年03月16日(火) 08:44


ミネソタ・バイキングスのヤニック・エンガーコエ【NFL】

2020年にノマディックな生活を送ったヤニック・エンガーコエは2021年もその流れを継続したものの、ようやくホームを見つけることに成功した。

現地15日(月)、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは2020年シーズンにジャクソンビル・ジャガーズ、ミネソタ・バイキングス、そして最後はボルティモア・レイブンズへと渡り歩いたエンガーコエがラスベガス・レイダースと2年2,600万ドル(約28億3,800万円)の契約を結んだと報道。

1年前の今頃、エンガーコエはもはやプレーを望んでいなかったにもかかわらず、ジャガーズからフランチャイズタグ指定を受けていた。その後、ジャガーズ首脳陣と対立してバイキングスに移籍するも、活躍できずにレイブンズへと移っていた。2020年にバイキングスとレイブンズで15試合に出場したエンガーコエは8回のサックを記録したが、シーズンが終わる頃には翌年に向けて新たな場所で新たなスタートを切る必要があることは明白だった。

そのチャンスを与えたのがレイダースだ。エンガーコエは、かつてジャガーズの指揮官を務め、先ごろレイダースの守備コーディネーター(DC)として採用されたばかりのガス・ブラッドリーと再会を果たすことにもなる。エンガーコエはルーキーイヤーにブラッドリーのもとでプレーしており、8回のサックをマークしたほか、フォースファンブル4回、タックル23回も記録している。ブラッドリーは解雇されたものの、2年目のシーズンは飛躍を果たし、12回のサックを挙げて初めてのプロボウル出場も成し遂げた。

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