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ドリュー・ブリーズがNBCスポーツのブロードキャスターに

2021年03月16日(火) 08:45

ニューオーリンズ・セインツのドリュー・ブリーズ【AP Photo/David J. Phillip】

選手生活からの引退を正式発表したドリュー・ブリーズの新たなキャリアが始まる。将来の殿堂入りが確実な元クオーターバック(QB)は、これからもフットボールにかかわる活動を続けていくという。

現地15日(月)、ブリーズはテレビ番組“TODAY(トゥディ)”に出演した際に、『NBC Sports(NBCスポーツ)』の“Football Night in America(フットボール・ナイト・イン・アメリカ)”でスタジオアナリストを担当することを明らかにした。

新たな活動について、ブリーズは「チームに加わったんだ。新しいチームにね。その旅にワクワクしている。フットボールのゲームとの密接なつながりを持ち続けることにエキサイトしているんだ。僕の人生にとって、こんなにも大事な一部分だったからね」と話している。

「これからもそれについて話ができるし、自分の情熱を示せるし、僕の子どもたちを連れてきて、彼らにこの特別な瞬間に立ち会わせることができる」

ニューオーリンズ・セインツと契約してから15年後にあたる14日(日)に、ブリーズは引退を表明した。セインツの立て直しを支えたブリーズは、チームにとって唯一のスーパーボウル制覇に寄与している。

NFLのプロとしての20年間でプロボウルに13回選ばれたブリーズは、数々のNFLレコードを有している。その中にはキャリア最多パスヤード、単一シーズンにおける最高パス成功率(74.4%)が含まれており、引退後には放送界に転身することが予測されていた。月曜日にその動きが正式なものとなっている。

NBCによれば、ブリーズはフットボール・ナイト・イン・アメリカのスタジオアナリストだけではなく、ノートルダム大学の試合の放送でゲームアナリストを務めるという。また、オリンピックや第56回スーパーボウル等のその他のNBCの放送にもかかわるという。

「“信じられないほどの思い出とともに、自分が全力を出し尽くしたと分かった状態で振り返りたかった” – @drewbrees、20シーズンを経てNFL引退を決断したことについて」

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