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ラムズがCBラムジーら4名の契約を再構築、サラリーキャップへの対応を急ぐ

2021年03月17日(水) 16:17

シアトル・シーホークスのD.K.メットカーフとロサンゼルス・ラムズのジャレン・ラムジー【AP Photo/Ashley Landis】

サラリーキャップに対応するため、ロサンゼルス・ラムズは契約の再構築に本腰を入れ始めた。

ラムズはこれまでにコーナーバック(CB)ジャレン・ラムジーとワイドレシーバー(WR)ロバート・ウッズの契約を再構築したことにより、それぞれで1,200万ドル(約13億円)と800万ドル(約8億7,300万円)のキャップスペースを確保することができたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。WRクーパー・カップとディフェンシブタックル(DT)アーロン・ドナルドの契約見直しも進めているとのことだ。

現地17日(水)の新しいリーグイヤー開始に先立ち、1億8,250万ドル(約199億1,000万円)のサラリーキャップを超えないよう、残りの対応も近いうちに完了する見込みだとラポポートはつけ加えている。

これらの再構築は減給や新しい契約によるものではなく、サラリーキャップがまた上がると見込まれる将来に負担を先延ばしにするという、会計上の戦術にすぎない。

ジェネラルマネジャー(GM)のレス・スニードは先週に、リリースすることで選手を減らすのではなく、高額選手の契約見直しや会計上の処理で対応することが理想的だと述べている。

ラムズはこれからラインバッカー(LB)レナード・フロイドの4年6,400万ドル(約69億8,400万円)の契約がキャップ内に収まるよう手を打たなければならない。さらに、新しいリーグイヤーの開幕とともにクオーターバック(QB)ジャレッド・ゴフのトレードが正式になり、ラムズは2,220万ドル(約24億2,270万円)のデッドマネーを抱える。スニードGMはこの2つのやり繰りに策を練っているところだろう。

【R】