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OTウイリアムスが49ersと6年間で151億円の記録的再契約を結ぶ

2021年03月17日(水) 23:13


ワシントン・フットボール・チームのチェイス・ヤングとサンフランシスコ・49ersのトレント・ウイリアムス【AP Photo/Ross D. Franklin】

サンフランシスコ49ersは最高のフリーエージェントを保持するために有り金をはたいた。

オフェンシブタックル(OT)のトレント・ウィリアムスが6年間で1億3,806万ドル(約150億7,000万円)という契約で、49ersに残ることに同意したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが伝えている。ウィリアムスのエージェントによると、契約には5,510万ドル(約60億1,600万円)のフル保証と、3,010万ドル(約32億9,000万円)のサインボーナスが含まれているということだ。

これで、ウィリアムスはNFLの歴史で最高額の報酬を手にするオフェンシブラインマンとなる。

彼は以前からサンフランシスコに残りたいとの意向を示し続けていた。トレードを望んだ彼は昨年のオフシーズン中に49ersによって獲得され、ワシントンでの9年間の生活を終えることになった。

2019年シーズンを丸ごと欠場しながらも、ウィリアムスはブランクを感じさせることなく2020年に復調を果たし、ジョー・ステイリーが引退した49ersのオフェンシブラインで、信頼できるブラインドサイドブロッカーとしての力を証明した。49ersでの1シーズン目に8度目のプロボウルに選ばれ、『Pro Football Focus(プロ・フットボール・フォーカス)』の91.9という総合グレードは2020年の彼のポジションでランキング1位に輝いている。

大型契約を手にするまでの道のりには数多くの山があり、たくさんの忍耐を必要としたが、これでもう心配することは何もなくなった。サンフランシスコに腰を据え、じっくりと時間をかけて49ersの復活を助けていけばいい。

【M】